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キャプテン翼

「クッ!ガッツが足りない!!」
という一言に反応するかどうかでその人の年代を当てる事が出来る。キャプテン翼はサッカー漫画ながら、サッカーというスポーツの枠を軽〜く超え、おそらく人体の運動能力をも超え、日本ではサッカーそのものよりも有名になった。これは幸か不幸、微妙なところである。
 今ではバルセロナの選手たちとも軽く会話をかわし、フットサルをも題材にできる程のサッカー通になった高橋先生だが、キャプテン翼を書き出した頃はサッカーの事を何も知らなかった事は確実である。それゆえの無茶な描写やルール、必殺技のオンパレードは想像力のなせるもの。サッカーを知っていたら「スカイラブハリケーン」なんて技は思いつかないし、ツインシュートという発想は生まれない。わざわざゴールバーにボールを当ててそれをオーバーヘッドで入れるなんて不合理な技は思いつかないのだ。これら全ては空想以外の何者でもないけど、読者の心をガッチリとつかんだ事には理由がある。
 スカイラブハリケーンの練習で、友達を踏んでしまった人は多いハズ。重力に負けたボールを
「ドライブシュートだ!」
と言い張った人も多いだろう。ボールを力一杯蹴る時に「ハッ!」と自分で声を出した人もいるだろう。キャプテン翼の面白い所は、サッカーという競技の本質を超え、本物よりも愛された所にある。読者が愛するのはサッカーの漫画だからではなく、それをも超えた独特な世界観だから、なのだ。本末転倒なこの現象は独特すぎて面白い。なぜなら、その影響が強すぎるからだ。
 日本サッカー界の最終目標は
「日本人のバロンドール受賞」
「Jリーグが世界有数のリーグになる」
「W杯優勝」
なんてものではなく、
「翼の出現」
以外にはないのだ!だって、世界一のプレイヤーも、世界大会での優勝も翼くんがやっているんだから!

 と、ここまで書いてやや熱くなっている俺。今思えば僕もサッカーをやる前に漫画を読んだパターン。もちろん、スカイラブハリケーンも三角飛びセーブもやった。サッカーを見るガキでもなかったから、本気で翼の世界はあるんだと信じていたのかも知れない。

 キャプテン翼という漫画はサッカーとはちがうけど「限りなくサッカーに近い何か」で人気を得た。が、その底にあったのはサッカーへの純粋な想いだと思う。ロベルトが翼に語る
「翼、サッカーは自由だ。グラウンドの真ん中でボールをもったらどうする。パスをしたっていいし、ドリブルもどんな方向にでも出来る。シュートを打ったっていい。サッカーは自由なんだ。俺はそんなサッカーが大好きだ。だから翼にもサッカーをやり続けるならば、誰よりもサッカーのその楽しさを愛して欲しい」(うるおぼえ)
という一言に、サッカーが何故世界中で愛されているのか、その理由がある気がする。サッカーを理解していなくても、サッカーの心理をつかんでいた高橋先生は偉い!
 翼と高橋先生がCMで競演!ていうyahooニュースを読んだときは高橋先生の短パン姿を想像しちゃったのは俺だけ?

posted by @6 : 17:42

Trackbacks

Comments

nobu | 2006/10/17 08:25

高橋先生、過去のドゥンガと対談してましたよ。ドゥンガやロナウジーニョ、マテウス、所謂スタープレイヤーさんはキャプ翼のファンだそうな(笑
ドゥンガはドライブシュートの練習をしていたと言ってましたよ(笑
で、生まれたのが無回転の日本人キーパーが殺されまくったパワーショットだそうな(汗

小島(元平塚)や、森(元横浜F)のGKは当事本当にドゥンガのシュートは嫌だったらしい(汗

試合中にドゥンガのFKになると小島は「おい!壁!、絶対抜けさすな!」や「突っ込んで防げ!」だのと良く壁の選手に叫んでたそうな(爆笑
それだけ重くて痛かったのでしょうな・・・どんなシュートだよ!!
ロベカルのシュートでも小島は骨折しましたからね・・・恐るべしブラジル人。

@18 | 2006/10/17 22:37

うける!久々に思い出しましたよ
若島津の三角とびと!重力にまけだボールをドライブシュートだといって遊んだあのころ!!

土砂降りの中わざわざサッカーして傷だらけのヒーローごっことかもしたし・・・・ん〜〜懐かしい!!!!!!!

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