our last days

　相変わらず「自粛」と言うな名の下に、色んな活動が限定されているようだ。都知事が花見を遠慮するように、と言ったのを知って
「あんたが言うなよ！」
と思った人は僕だけではないでしょう。被災者のことを思って何かを我慢したり、節約したり、節電をするのは凄くいいと思うけど、
「怒られるのは怖い」
「周りにどう思われるのかが怖い」
から自粛するのは萎縮であって、賢い選択とは思えない。ここでも書いたように、僕は今だからこそいつも通りに行動や消費をするべきだと思うほうなんだけど、さすがこれは・・と思う場面があった。
　ガソリンの供給が間に合わず、あちこちのスタンドで行列が出来ていた時期に、フェラーリが走っているのを見たんだよね。その瞬間に、あの人は何をやっているのだろう、と思ってしまったのである。その人は何かの都合で乗らざるを得なかったのかもしれないし、フェラーリしか持っていないのかも知れないし、そもそも個人の勝手だからどうでもいいんだけど、どうも不自然なことに思えたんだよね。
　何がOKで何かが駄目なのかのボーダーラインは曖昧で、誰にもその人なりの考えがあるんだろうけど、風潮に流されずに真剣に考えた末に下した決断なら、いいと思うんだよね・・。