タイタニックの3D

 映画の3D化に対して反対派であることは何回も書いている。あれは映画ではなく、アトラクションに近いんじゃないか、と思うのがその理由で、
「そもそもオレには3Dに見えているんだけど」
とも思ったりする。で、タイトル通り、今度「タイタニック」の3Dが公開されるんだよね。タイタニックといえばディカプーの出世作であり、映画史上における最大のヒット。あまりにも有名になりすぎて逆にギャグ的な扱いをされる事も少なくない。i'm flying!のシーンなんかは映画よりもコントで見た人の方が多いんじゃないか?と思うほどである。そのタイタニックが3Dになるのだ。なぜに?そして何で今?
 今思えば、船が氷山にぶつかってから沈没するまでの時間はかなりスリリングなアクションの連続である。そして、その直前の展開のおかげで観客はジャックとローズに感情移入し、二人の目線で残りの時間映画を見ている。つまり、一緒に体感させるような作りになっているんだよね。だから、手錠の鎖を切るシーン、船が直立した時に手すりを掴むくだり、落ちていく人々等、3Dに
しがいがあるといえばあるんだよね・・・。こういっちゃ何だが、ちょっと観てみたい(笑)。言うまでもなく監督は3Dの牽引者キャメロンだし。ちょっと考えるかな。
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