our last days

　　昨日、家も近所で誕生日も同じ日という、BLMN4からのタレコミが入った。なんと、7月にペプシが「ソルティーウォーターメロン」という味のコーラを限定販売するという。今まで書いてきた通り、ペプシは夏にきゅうり味とかシソ、あずき等、誰がっ喜ぶのか分からない味を発売している。このシリーズに「ソルティーウォーターメロン」が仲間入りする事になる。今までの流れだと怖いものみたさで一度買って飲んで、もう二度と買わないという結果に終わっている。今回はスイカだけに、ちょっと複雑である・・・。
　一番のポイントは「ソルティ」って所だよね。「すいかに塩をかけたような味わい」という事らしいんだけど、なぜに塩をつけるのかが問題。そもそもスイカに塩をかける人がどれだけいるんだ、という所も突っ込みたいけど、
「まあ、あのシリーズだからなあ」
と、待つしかない。

部長：では、今度の例のシリーズで出す味を決める会議を開始します。みんなちゃんと考えてきたか？
社員1：部長、今回もちょっと「アレな」味じゃないとダメなんですか？
部長：何か問題があるかね？今まで出した味もそこそこ売れているぞ？
社員1：部長、それはみんな物珍しいからですよ！ネットでの評判で一番多いのは「笑」ですよ！
部長：明るい意見でけっこうじゃないか！
社員1：・・・
部長：で、みんなちゃんと考えてきたか？
社員2：僕はチョコレートなんかがいいかと思います！
部長：うーん、普通だなあ。却下！
社員3：私はプリン味なんかいいんじゃないかと思います。子供は買いますよ。
部長：ペプシは子供から金を巻き上げる様な商売はしない！却下！
社員4：大根味とかどうでしょう。
部長：お前は狙い過ぎ。変わっているものを言えば良いって分けじゃないぞ！却下！
社員5：部長、この際、極限までにコラコーラの味に近づけるというのはどうでしょう。ペプシなんだけどコーラみたいなー
部長：ドカッ、バスッ、ドーン！・・・全く、最近の若者はなってない(怒)で、社員1は何もないのか？
社員1：部長、発売時期は夏ですし、スイカというのはどうでしょう？？
部長：夏にスイカ？君は相変わらずの無難男だな！いつも言っているだろうが、いい意味での裏切りが大事だってことを！ちょっとコースから外れてこそオリジナリティが生まれるんだよ！いい加減に覚えてくれ！もういい、明日明日！明日までは考えてこいよ！
肩を落としながら帰宅する社員1。いいアイディアだと思うんだけどなあ・・。夏のいい思い出といえば、田舎のおばあちゃんが切ってくれるスイカなんだよね。そのスイカも、去年が最後だったんだよね・・。一人残されたおじいちゃんは今頃どうしているのだろう。今年の夏は顔だすか。
その頃、残された社員2,3,4,5は
「塩を加えればいいんじゃない？」
「いいじゃんそれ！」
「私もいいと思います。」
「スイカにしつつ、コカコーラに近づけるというのは・・・」
「今から部長の所に行こうよ！」
「行こう行こう！」

という話だったりして。