our last days

　プラカードに政治的メッセージを書いた選手について、日本代表のホンダ選手がコメントをしたニュースがあったじゃない？タイミングがタイミングだし、スポーツ選手の政治的発言なんて普通はあまりないから、もっと長く続くニュースになるのかなあと思っていたけど、どうやらそうでもなかった。でも、一つの事を理解できるいいニュースになったと思う。
　ホンダが「きっと彼は韓国が好きなんだろう」と発言したらしいけど、僕はそこが引っかかっていたんだよね、ずっと。カード挙げた選手は愛国心アピールをしながらも、懲役免除のためにやっきになっていた訳だから、僕の頭の中で「？」になったのである。そこに大きな矛盾があるからだ。愛国心をアピールするけど、徴兵は嫌だ。矛盾である。矛盾だけど、当たり前だよね。一般の人でも嫌だろうに、それがサッカー選手ともなれば尚更だ。短い選手生命、それも不安定なキャリアだ。そりゃあそうなるよね。だから、あのカードを挙げたのは、徴兵を免れる大きな言い訳だったのかな、「徴兵には行かないけど、僕は愛国者だ！」という、アピールなのではと僕は考えたのである。なんでも韓国では徴兵に行かない人、それも有名人に対するバッシングはすごいようで、それを牽制していたのだろうなあ。
　同じように、中国も矛盾だよね。反日教育をしながら、それが今自分に返って来ていて世界に恥をかいている。この矛盾、色々な意味で面白い。