2005/12/22 木 | 2005.12
サンクス・ギビング
昨日、アメリカの歴史が気になって少し調べていたら、面白いというか、笑えない様な事が解りました。
毎年11月第四木曜日は、サンクス・ギビング(感謝祭)の日らしい。イギリス人がアメリカ大陸に移住した直後、食物が足りなくて困っていたところを現地のインディアンが食物をプレゼントしたことに感謝の意を表すのが始まりという事になっている。その時に食べ物としてもらったのが七面鳥という事で、以来サンクス・ギビングには七面鳥を食べるのが慣わしとなっている。逆に「もらった食物はそんなに豪華なものではなかったハズ」という考えのもと、質素な食べ物が食卓に並ぶ事もある。僕はてっきり宗教的な祝日だと思っていたんだけど、実は全然ちがくて、助けてくれた人に感謝の意を表す「与えてくれてありがとう」という意味の素敵な日じゃないか。その日は家族そろって一緒に過ごす平和な一日なのである。
とここまで読んだら、あれ?となった。たしかイギリス人は原住民を殆ど殺しちゃったんだよね???という感じで頭の中が???????マークだらけになったんだけど、どうやらやっぱりそう言うことらしい。
手をさしのべてもらった原住民をその後清教徒は殺したんだ。恩を仇で返すとはこういうことか・・・。サンクス・ギビングには自分たちを助けてくれた人を裏切った、自分たちへの戒めも含んでいると信じたい。
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