2005/12/30 金 | 2005.12
僕らは当たり前につめたい
兵士というのは新兵の訓練時代からずっと同じ旗の下に集い、学び、暮らし、互いを守る中で家族の様な連帯感を感じるという。戦争の悲惨な場面や危ない場面を一緒に過ごすことで、その絆は強いものになるらしい。が、戦いの最中、隣にいる友が被弾で即死をした時に最初に何を感じるかというと、それは
「俺じゃなくてよかった」
なんだそうだ。
先日に大会の後、ちょっと時間があったから、ゲームを買ったんですよ。これが戦争ゲームで。真珠湾攻撃のもので、パッケージにゼロ戦が格好良く飛んでいて、面白そうだったんだ。で、家に帰ってからやってみたらさ、俺メリカ軍の兵士なのね、俺。ゼロ戦でも操縦できるのかななんて期待していたけど、そんな事なくて。沈み行く軍艦から逃げ出して、ゼロ戦をバッタバッタ打ち落としたまでは良かったんだけど、2面ぐらいで(言い方が古い?)フィリピンに飛ばされて、日本兵を相手に打ち合い。最初はなんか変な感じがしたけど、途中からどうでもよくなった。ゲームだしね。
このゲームはアメリカ製のもので、変な日本人や日本語がでてくるかなと邪まな期待をしていたけど、そんなことは全然なくつまらなかった〜。逆を言うと、日本人に対するリスペクトみたいなものがあって、びっくり。特にゼロ戦に対する憧れに近い評価はすごいね。真珠湾攻撃のトラウマがまだ残っているんだろうなあ。
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