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父親たちの星条旗

 イーストウッドの新しい映画、「父親たちの星条旗」を見てきた。この映画は第2次世界大戦の分岐点とも言われているあの有名な写真が撮られた戦場。この1本はアメリカ側からの視点で描かれたもので、12月に日本側の視点から描いた「硫黄島からの手紙」が公開される。
 イーストウッドの映画というのは主張をせずにさらっと描くのが特徴。「ミスティック・リバー」もそうだし、「ミリオン・ダラー・ベイビー」もそうだった。今回のこの映画では戦争映画でありながらも、あの有名な写真に写っていた人物達のその後を描いたドラマになっている。
 硫黄島での戦いにおいて、日本軍は5日で落ちるだろうと予想された島を45日までに守り粘るという根性を見せながらも最後はバンザイ攻撃を行って全滅している。戦後の兵士のその後を描けるなんて戦勝国だからじゃねーか!と僕は思っていたのですが、日本兵の変な描写は一切なく好感。僕がこのブログで取り上げた「東京ローズ」の描写もあって感動。本当の音源ではないだろうけど。
 第二次の僻地での戦いを描いた映画を見ると、いつも
「なんでこんな所を必死で守っているのかなあ」
と思う。戦略的な意味はもちろんあるだろうけど、何もない硫黄島のためになんで戦うんだ?と思ったけど・・・。ま、硫黄島はれっきとした日本の国土であって、そういう意味ではサイパンやグアムとはまったく違う意味合いがあるのだろう。精神的なものだろうけど、あの写真が戦況を左右したように、精神的なものは多くのものを変える力がある。
次作の楽しみである。

posted by @6 : 00:25

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