雑感

 とりあえず日本に帰って仕事を何件か片づけてからまた旅行に出ようと思っているので散財はしていない。(おみやげですが、なんか買ってきてくれと言った人以外は何も用意してないので先に謝っておきます。)よく来日するアーティストが日本では服を買う、というけど、今回の感想として、
「買い物はやっぱり日本」
というのは本当なんだなと実感。特にスニーカー、そしてストリートブランドはまさにそうだと思う。今日本では買えないスニーカーを探し出しやっと買えたんだけどそれは例外で、高級ブランド以外は日本での方がみつかるんじゃないかな。ファッションセンターというモールがあって、そこにも行ったんだけどやっぱりアバクロ、21forever、M&M、GAP、というららぽーと状態。つまらないので、commonsenseというセレクトショップにも行ったけど、日本人のサイズはないっす。ストリートブランドとなると黒人が着るものなので、僕が二人ぐらい入りそうなデカさの服ばかりなんだよね。
 食べ物にも同じことがいえて、どこに行ってもマック、スタバ、サブウェイがあって、千葉駅前という感じ。依然にここで「最近はどの町にいっても駅前の風景は同じ」って書いたけど、まさかワシントンもそうだったとは。メニューとかは日本とはちがうけど(テリヤキないけどね)、つまらないし食に興味もないから、毎日韓国人の個人店で兄ちゃんが作ってくれるサンドウィッチばかり食べた。一食で腹一杯になるのに3ドルと安いし、何を言っているのかが分からない変な英語がおもしろかった。ちょうどこの店の中にいたときに警察官が二人入ってきた。韓国人の店主がこの警察官に異常に気をつかってしゃべっているのがもろわかり、ああ、色々あるんだろうなあと思った。
 
 ワシントンはアメリカの中でも日本人がもっとも少ない地域の一つのようで、いる間に一人にも会わなかった。JTBの係員が空港まで迎えに来てくれたときも客は僕一人だったしね。東洋人といえばそのほとんどが中国か韓国人で、すでにしっかりとしたコミュニティがある。英語が話せなくても住む場所も仕事も世話してもらえるぐらいに大きなコミュニティになっているとのこと。そりゃあ増えるわけだ。というわけで日本語は全然しゃべっていない。英語も店とか、道が分からない時とか、ホテルで話したぐらいで、すぐに
「can you speak spanish?」
になるから、スペイン語で事足りちゃうんだよね。ほとんどマイノリティ側の人たちと接していないな、と思ったけど僕もそのマイノリティの一人になるわけで、そう思われているんだろうなあというちょっとした気持ち悪さと懐かしさはあった。この感覚は日本にいては感じられないから、ちょっと懐かしかったかな。

 治安については何も心配もなかった。アルゼンチンにいた頃のことを思い出してかなり気をつけたけど、地下鉄でもバスでも、町の中でも怖い瞬間はまったくなかった。これはワシントンだからで、ほかの地域ではまた別問題だろうけど。スニーカーを探しながら地元の人しか行かないような店に入った時に、黒人の人たちが5人ぐらいレジ前にたまっていてなんか口論していてやばいなあと思ったけど、特にトラブルはなかった。まあ、最近では日本も安全というわけじゃないしね。
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3rd day 今日も歩く

 飛行機に乗り込んだ時は連日のフットサルでの疲れがピークであった。さすがにこっちに個人参加はないだろうから、1週間フットサルから離れることで体を休められるかな、なんて思っていたけど、足が痛いぐらいに歩いている。特に足の裏がやばい状態で、歩き出す瞬間が怖い。全然体のリフレッシュにはならないぜ。
 今日はワシントンからちょっと離れた所にあるモールに出動。地下鉄とバスを乗り継いで到着したそこは、日本でもよく見るショッピングモールの形。店もよく知っているブランド。置いてあるものも日本で買えるものばかりである。おそらくすごく高い商品は別として、それ以外の商品は世界中どこでも同じなのだろう。どれもmade in chinaだし。おそるべしグロバリゼーション。

 3日目になる確信が持てるぐらいに見る光景として、地下鉄、そしてバスはもっとそうなんだけど、圧倒的に黒人、ラテン系の人が多い。バスとなると白人は本当に少なかった。肉体労働者、警備員、レジ打ちとなると白人は本当にいなくて、社会的なヒエラルキーを目の当たりにした。これを不思議に思っているのはどうやら僕だけで、ここではそれが当たり前のようだ。きっと1週間もすれば僕も当たり前に思うかも知れない。それほどにハッキリとしたラインが引いてあるんだよね。色んな面ではすごく進んでいる社会なんだけど、ここだけはきっとこの先も変わらないだろうと思う。
 
 この国にはおそらく接客という概念はなく、店員ことごとくやる気がなくて、客を待たせるのは当たり前、誰かとしゃべっている時は仕事そっちのけ。電車とバスは時間通りに来ていたけど、スミソニアンの開園は2,3分ぐらい遅れていた。が、冷たい人間関係かと思えばそんなことな全くなく、みんな先を譲るし、ドアを持ってくれるし、知らない人にも挨拶をする。このコントラストがちょっと不思議なんだよね。不愛想にしているという自覚もつもりもないのかも。

 それから、何があったかなあ。
・ipodを聞きながら走っているのは白人ばかり。黒人は一人もいない。
・のわりには超肥満な人がすごく多い。
・黒人はスニーカーの趣味がいい
・みんながみんなスマートフォンを持っている。
・air max95はこっちでも大人気。

ぐらいかな。また何かあったか書きます。歩き疲れたのでもう寝ます。
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