ケンカに負けたようなもの

 この度の中国とのあーだこーだで、完全に負けた感がある。資源を輸出禁止にし、観光を取り締め、オマケに日本人4人を人質に近い形で拘束するなど、えげつない中国のやり方。完全にケンカで負けている。簡単に圧力に屈した格好になっているけど、一般人では想像もできないぐらいの事態になっているのかな。
 外交はルールのない静かな戦争みたいなものだから、水面下でやりあうのは当たり前だけど、気持ち悪いのは中国の一体感である。国からの指示で旅行会社はツアーを中止、色々な展示会への出展を取りやめるなど、会社が国の言いなりになってしまうのは中国の体制ならでは。会社は金儲けのために存在しているんだから、商売の邪魔をしないでくれ!と反発してもいいし、富裕層は日本に行きたいんだよ!っていう声があがるのが普通だと思うんだけど、民主主義ではないからね・・。良く考えるとその一体感は大きな武器で、国際社会の中では二つとない存在だよね。
 まあ、中国への依存度が高い間はこんなことが当たり前のように繰り返されるのかも知れない。日本だけならまだいいほうで、世界自体がそうなる可能性もあることを思うと怖い。
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