シリーズ

 「猿の惑星ジェネシス」があまりにも良かったものだからここのところ旧作を順番に見ていて、ついに今日見終えた。ボックスを買っておいてよかった。
 ないってことになっている黒歴史に近いティム・バートンの一本は別として、猿の惑星シリーズは5作ある。作ったときはそこまで続くとは思わなかったようだが、続けて見てみるとその繋がり方が面白く見えてくる。苦労も見えるし、上手くやったなと思うところもあり、そんな無茶なーと思うところもある。とはいえ、全作品に流れている「猿の惑星らしさ」というのは間違いなくあって、そこがいいんだよね。世界中にいある猿の惑星ファンもきっと同じように思っていることだろう。
 猿の惑星のテーマは一貫して「差別」であるところもその一体感の理由だろう。登場人物たちが戦い苦しむ相手が常に差別なんだけど、思えばこの世界だって同じでなんだよね。長いシリーズを通して、猿の惑星が差別に対してある種の答えを出している。これでけでも見て欲しいものだ。
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