個性

 個性の過剰評価が気になる。自分探しとか、自分らしくとか、自分独自の、という言葉を雑誌やテレビで良く見かける。ゆとり教育も個性の尊重が大儀だった事を思うと「個性」ってすごく特別で大事にしないといけないものに感じられる。人と違うことをしてみたり、人がしない見方をしてみたり、ファッションや趣味なんかもそうだよね。でも、良く考えると人と違うことをしても自分の個性は分からない。10人に同じものを作らせても微妙に違うものが10個できるように、
「人と同じ事をした時の微妙な差」
が個性だったりするんだよね、本当は。フットサルではそれが顕著で、いつも同じメンバーで同じ練習をしているのに、全く同じにならないどころか、共通認識すらも怪しい笑。これだけ合わせようとしているのに!である。だから、無理に自分の個性を伸ばそうとしたり目立たせようとしなくても、誰もがどうしようもなく個性的で唯一の存在なんだよね。雑誌やTVが持てはやす個性も理解できなくはないけど、良く考えれば分かることなんだよね。
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