our last days

　この前FBC@4よりコーラをもらったんだけど、それがコーラ・クラシックの缶であった。「クラシック」って名前が付くのには理由があって、それはコーラって一度違う味になっているからんだよね。
　1983年にコーラ社は100周年を迎えたんだけど、ちょうどその時にペプシの勢いにやられていた。コーラがとった作戦は
「100年もの間に一度も変えてない味を変える」
という捨て身の作戦だった。100年も同じ味だったら変えてない方がおかしいからなんとなく分からないでもないけど、なんとこの作戦が大失敗。クレームは来るわ、不買運動が起きるわ、反対のＴシャツが発売されるわ、新しいコーラをわざわざ買ってそれを捨てる運動が起きたりと完全に裏目に出たのである。慌てたコカ・コーラは急遽味を元に戻し、「クラシック」と名を付けて売り出したのである。ということで、今僕ら飲んでいるコーラは全てクラシックで、100年以上も前の味なんだよね。
　そんなコーラの味のレシピを知っているのは世界に３人しかいないというのは有名な話。3人しかそのレシピにアクセス出来ないのは本当かも知れないけど、噂レベルの話でもある。それぐらいコーラの味の作り方は秘密めいているんだよね。缶の後ろには原料は表記されているが、その中に
「ナチュラルフレイバー」
というのがあって、その中身は分からない。その「ナチュラルフレイバー」にコーラがコーラである何かがあるんだろう。あまり話題にはならなかったけど、最近、コーラのレシピが流出！というニュースがあったんだよね。写真のものがそうだけど、コーラ側が認めず、結局真相は藪の中。分かったところで作れるとは思わないけどね。まあ、味は同じでも、今と昔では作り方は全く違う。当時にはなかった甘味料や化学調味料があるわけだから。ちなみに@4からもらった物はアメリカからの輸入物だから、微妙に味が違う。だから、レシピなんてあまり意味がない気もする。円高が行き過ぎていて、日本で作るより買ってきた方が安いんだよね、今。
　

　ドコモのＣＭで、ケイタイを擬人化して会話させるCMってあるじゃない？ダースベイダーだったりワタナベケンだったり、ホリキタマキだったりするあれ。最初はすごくいいアイデアで、面白いCMだなあと思っていたけど、良く考えたら人間と電話が対等なんて、ちょっと怖い。今やっているホリキタマキが出てくるバージョンでは女性の方がケイタイに相談する、というストーリーになっていて、もはやケイタイの方が優位に立っているんだよね。携帯電話に対する人々の依存度が伺える。
　自分ではそうありたくなくても、ケイタイを落としたりしたらきっと軽いパニックになるぐらいに依存していると思う。それは僕だけじゃなくて、世の中の人の大半もそうだろうから、なんとも不思議で歪な世界である。便利はすごくいい事だけどケイタイで解決する悩みなんてないし、苦しい時にケイタイに頼るような世界は嫌だなあ・・、と思うのである。

ついに本日プラシャツを配ることが出来ました。本日、昼間にFIGURAにとりにいき、早速練習で着用。デザイン、色合い、ニュアンスまでもが思い通りの出来具合で、非常に満足である。時間も金もかかっているから出来が良いのはある意味では当たり前だけど、色んな人の色んな力が込められているシャツになったことが気に入っていて、嬉しくもある。BONERAのスタッフとは何度もやりとりをしながらアレコレと決めたんだけど、配置やフォントや色合いにまで細かく、丁寧に対応してもらいました。特に僕が
「濃い紫」
としか指定していなかった色にもすごく頭を悩ませていたみたいで、色合いの違う紫を何パターンも用意していただきました。　なんていうか、一生懸命に考えてくれる事も嬉しかったし、これだけ色んな人の色んな工夫を込めたシャツなんだから、良いものになることは分かっていたけど、実物を見たらやっぱり嬉しかったです。
　物づくりで一番大事なのは心を込める事である、って良く聞くけど、今回はそういうシャツになったかなと。フロリのユニをデザインした時も、WEEDの時もそうだけど、心を込めていればやっぱり特別なものになるんだよね。
　まあ、向こうはプロだから当たり前の事を当たり前にしてくれただけかも知れないけど、その仕事には間違いなく誠実さが感じられました。WEEDのウェア関係はこれからBONERAかな。

　憎きブルメナウとの対戦、またもや勝てず。多分前回の試合と同スコアかな。最終戦の最下位争いだから回りから見ればきっとどうでもいい試合だったんだろうけど、まあ、いい具合に盛り上がったかな。見世物としては良かったが、悔しさは残る。次は負けない！でもしばらくはやりたくないかな。（笑）

　昔のドッキリで、TV局を歩いている芸能人にすれ違いざまに
「コラーッ」
とイキナリ叫ぶ、シンプルだけど結構タチの悪い「コラおじさん」というドッキリがあった。おそらく僕の世代でもギリで憶えているか憶えていないかの所だと思うけど、
「なんて酷いことをするんだ」
という記憶だけはあるんだよね。イキナリ耳元でコラーッと叫ばれた芸能人はビビッってうずくまったり、逃げ出したりする。中には泣き出したりする女性もいたりして、今とは違う色んなことがユルユルな「昔のテレビ」感があった。有名な話だから知っている人もいると思うけど、アイドルとして絶頂期だったチェッカーズのフミヤがそのドッキリにあったんだよね。すれ違いざまにおじさんにコラーッ！と叫ばれたフミヤは微動だにせず、おじさんの顔に向かってツバを吐いたのである。その話を知ったとき、フミヤはただものじゃない！と思ったのと、あれが本当のドッキリなんだろうな、と思ったんだよね。
　よく考えるとドッキリにあった誰かがアタフタしたり、精神的に揺れるのを見るのは期待通りのものをその通りに見せているだけど、大きな予定調和なんだよね。ドッキリをかけている方が実はドッキリにあっていたり、ドッキリにあうことをあえて知らせておいてその芝居を楽しむパターンも同じ。ドッキリがガチであれば、放送できない話はたくさんあるはずで、どっちかというとそっちの方が全然楽しそうなんだよね・・。アイドルが男を連れ込んでいたり、俳優がいけない薬をしていたり、それこそそのスジの人たちとのつき合いが映っていたり。もちろん放送は出来ないんだろうけど、期待通りのもの期待通りに見せられてもなあ、という感じなのである。フミヤの動画、どこかにないかな。

　CMが好きで、ここでも色んなCMを紹介してきた。面白あり、感動作あり、ちょっと意地悪なCMもあって、見れば見るほどに面白い。CMには「販促」という至上命題がありながらも、見終わったときに
「なんの宣伝だったの？」
と最後までわからないものもある。
　最近では、CMを見ながら
「なんのCMであるかを当てる」
というゲームが僕の中で密かに流行っている。明らかに商品を前面にだすCMもあるけど、中にはちょっとお洒落でクールな映像やほんわかとした映像を繋げて、最後に小さく企業名を出す、というCMである。一見、おお、いいCM−、と思うんだけど企業名なんて興味がないから、やっぱりなんの宣伝だったのか分からずに終わってしまう。映像や音楽の印象はずっと残るけど、それ以外は全くだから、CMとして正しいかどうかは微妙だよね・・。

　図らずも今日、PRIUSを初体験した。イメージとしてあった
「静かで怖い」
「パワーが足りなそう」
「デザインが・・・」
「なんだか安っぽい」
の
「デザインが・・」
以外は印象を変える結果になった。中は快適だったし、パワーもある感じで、デザインさえどうにかなれば「いいかも」と思えそうだ。本当にガソリンが全然減らないらしいし、車体価格を考えてもいい買い物なのかな。うちの代表がガソリン屋のくせしてPRIUSに乗り換えたことを僕は許すまい、と思っていたのだが、とりあずは見逃してあげてもいいか、という感じである。
　新しい車を知るたびに、技術って本当にすごいなあって思う。僕が乗っているロータリーエンジンもすごい技術ながら時間の中でその役割を終えつつある技術なんだよね。それとはまた違う方向で素晴らしい技術が生まれているんだから、方向性に関係なく何かを伸ばす人の知恵ってすごい。本当に、未来は今だ。人が想像できることは、すべて実現可能だっていうけど、本当にそうなのかな。

　テレビで誰かヤマグチモモエの「プレイバック」を歌っていた。歌の存在も知っていたし、NHKで歌うときは「ポルシェ」が「クルマ」になることも知っていたけど、全ての歌詞を聴いたことがなかったのでその格好良さにビックリした。男を相手に一歩も引かない感じが凄く良くて、ヤマグチモモエのクールさにピッタリだ。「強さ」というと単純なものに感じられるけど、そうではなく、その強さにはプライドの高さやちょっとしたイライラ感、疾走感もあって、多くのマイナス要素を含めた、受け入れた上での強さという感じがするんだよね。考えすぎだな。ああいう強い女性キャラの歌詞って今ないね。売れないってことなのかな。
　それにしても
「緑の中を走り抜けていく真っ赤なポルシェ」
という一文は凄く映画的である。その一文だけで映像が浮かんでくるし、映画のオープニングでもありそうだ。

　ネットで海外から買い物をしようとしてすごく久しぶりに為替をチェックしたけど、円高具合にビックリである。昔、イギリスから上着を取り寄せた時は一ポンドが199円だったのに、今では123円台だもんねえ。ユーロは106円だし、買い物をするなら今ってことか。
　ニュースとかで円高が進んでいることは分かっていたけど、こういうことでもないと実感は難しい。政治経済に興味が持てない理由でもっとも大きいのは、「生活に密着していない」って所だよね。本当はそんなことはなく決して無関係ではないんだけど、誰かがやめて誰かが代わりになるなんてニュースばかりが流れているとそう思えないんだよね。変な話、どこか遠い国で起きたニュースと等価値というか、重要度は同じだったりする。
　この乖離感というか、「関係ない感」ってどこから来るものなのかなあ。ある程度の年齢になれば、政治が自分の生活に影響しないと思う人って少ないハズだけど、それでもどこない「他人事」という感覚があるんだよね・・。あれって国民の関心を逸らさせようとする演出だったりして。

　日曜日の17:00〜19:00はこのチームの１つの基礎部分になっていて、例えどんなに状態が悪くとも高いテンションを保っている。他の曜日にはムラがあるが、この日曜日は必ずみんな良いんだよね。出来ればいつでも100でやれるチームでありがたいが、この日曜日は１つの強みと言える。
　と言うわけで今日も練習。だいぶ涼しくなってはいるものの、最後にはやはり汗だくになる熱い練習になった。
　夏が終わろうとしているなか、ちょっとした逞しさを感じている。隣のコートでも、僕らのあとにも練習試合が行われていて、フットサルシーズンが真っ盛りであることを感じた。年末に向け悲喜交々の展開が続くことだろう。是非笑って笑いの多い残り時間を過ごしたい。