事故

 穴川から高速に乗ったら下りが大変な渋滞になっていた。事故である。遠くのほうではサイレンが鳴り響き、消防車や救急車が窮屈そうに車の列の間を縫うように進んでいた。あそこは二車線なんだけど、二つとも流れが完全に止まっていて、きっと渋滞は先まで伸びていたことだろう。現場の隣を通ったときに見えたのはガードレールにぶつかったトラック。僕の方向からは2トントラックがぶつかった後は見えなかったが、頭が進行方向とは逆を向いていたことを思うとよっぽどの衝撃だったんだろう。救急車の台数を考えると怪我人もいただろう。運転しながらなんだか怖くなった。
 免許の更新時に見せられる映像の中に必ずクラッシュで大破した車の残骸が映る。あの時も怖いなー、と向こうの思う壺になるんだけど、実際の事故現場を見ると本当に気をつけなきゃと思う。いくら自分が正しく運転しても事故をもらってしまう可能性もあるわけで、車に乗るのはリスクがあるものなんだよね、やっぱり。
日々 | comments (21) | trackbacks (0)

NO!

 以前にも書いた「猿の惑星」のリブート(この言い方流行っている?)が案の定良くて満足である。観た人とあーだこーだと感想を言い合いたいのだが、いないのがもどかしい。
 CGが凄い、ってことはもはや誰もが知っていて、実際目に見たり体感したりしている。大きなショックだった9.11のあの映像をもの超えるものが今では出てきていて、不可能なものはないと純分承知しているんだけど、それでも猿の惑星を観ながら思うのは、CGすごい、ってことである。派手な映像や爆発があるわけではなくて、とにかく「表情」がすごいんだよね。
 この映画では猿のリーダーになる「シーザー」の誕生を描いているんだけど、変な話「猿の心の動き」を表現しないといけない。猿には言葉がないわけだから表情しかないんだよね。そして、その表情がとても雄弁なのである。
 シーザーはもともと人間と一緒に暮らしていたのだが、いろんな経験を通して
「猿と人間の共存は無理である」
ということを悟り、革命を決意する。その瞬間の表情が最高に格好良く、説得力に溢れている。歴史を変えるようなリーダーの誕生というのは大きなものに思えるけど、実は一人の個人の心の中で起きる変化なんだよね。それをCGで表現するのはどんな爆発映像やクラッシュ映像よりも何倍も難しいと思うけど、実によく出来ている。

ここからちょっとネタバレ

 不当な扱いや虐待を受けるなかでシーザーは感情を爆発させ、ある進化を遂げる。その進化とは「言葉を発する」ことである。喋ったりはしないんだけど、最初に発する記念すべき初の言葉が格好良すぎなんだよね。僕も初めての一言にそんな単語を発したかった!必見です。
映画 | comments (118) | trackbacks (0)

球団買収

 モバゲーが親になったら、野球ゲームとかで横浜が強くなってたりして。もう、それぐらいしてあげないと横浜ファンは可愛そうである。もう何年も前から野球の現状をチェックしていない僕でも、横浜が2008年からずっと最下位のイスを我が物にしている事は把握している。5位と6位を行ったり帰ったりする球団っていつの時代にもあったけど、ずーっと最下位はさすがにファンでなくても気になってしまう。未確認情報だけど横浜のスタジアムの契約がひどいって話もある。

年間使用量 5億             
看板広告 球団に一切入らない 
売店収入 球団に一切入らない 
入場料  25%をハマスタに払う

看板広告も売店の売り上げもチケット代も本当は球団に入るものなんだけど、なぜか違うんだよね。本当にそういう契約だったら仕方ないけど、問題は客を呼んで金を使わせても意味がないってところ。企業努力の意味がないって所だよね・・・。
 それにしてもホリエモンの時はけっこうなバッシングがあったのに、モバゲーは良いんだね。どっちかと言ったらモバゲーの方がイメージが悪いと思うんだけど・・。
日々 | comments (175) | trackbacks (0)

日常 

 3.11から変わった事の1つに、
「明日は必ずしも来るわけじゃない」
という価値観が生まれたことである。生まれたというか、誰もが知ってはいたけど心から認識することがなかった、って言い方が正しいかな。人々とのつながり、自分自身のあり方、考え方。いざとなったときに自分に何が出来て、何をするべきか、日常では考えなかった事を考えることで、例え被災していなくても多くの人の人生が変わったことだろう。
 とは言え、被災地ではない多くの地域では「日常」は戻っていて、大きな傷跡の苦しみを感じる事もなく日々は流れている。
 
 今回のタイでの大洪水の映像を見て思うんだけど、あの映像をイマイチ理解出来ていないんだよね。なんであそこに水が留まっていて、なんでどこかに流れていかないのか。工場の一階が丸々水に埋まっている映像はきっと僕の想像力の範囲を超えているって事なのだと思う。映画だったらなんとなく分かるけど、現実がそれを越えているわけだから何がなにやら、なんだよね。9.11や3.11を通して僕らの危機的な状況に対する抗体や免疫は鍛えられているつもりでいたけど、どうもそんな事はなく、ここじゃないどこかで起こっている他人事で終わっちゃっているのかなあ、やっぱり・・。
日々 | comments (382) | trackbacks (0)

クサナギクンのCM

 いまTVで流れているクサナギくんのチョコバーのCMを見るたびに、なんだか分からない恐怖感に襲われる。あの異常なテンションの高さは別にいいんだけど、それに意味がないというか、必要性が感じられないというか・・。作っている最中は何テイクも撮って、何かを基準にして一番いいのを選んだんだろうけど、あの映像に至ることになった基準がすごく気になる。表情も怖いし、怪しいクスリをキメテいそうな感じもする。見た人はそのチョコバーの事よりも、クサナギくんが起こした全裸事件の方が先に浮かぶよね、絶対。
 まあ、こういう事ってインパクト勝負。「気持ち悪い」って言われることもある意味では成功といえるんだろうけど、さすがにこれはちょっとマイナスじゃないか?
日々 | comments (357) | trackbacks (0)

選手権

 朝から大網白里アリーナで試合。距離感がイマイチ分からず、集合時間より40分も早く着いてしまう。途中で一度迷子になっているから、普通に行けば1時間は待つことになったはず。テーピングを巻きながら皆を待つ。いつも思うけど、会場入りしてからはすぐに蹴りたいものだ。
 予選を勝ちあがって得た今日の舞台、相手は格上。まあ、僕らの場合は皆格上だけど。出来ることを最大限に出しても勝てるかどうか、という微妙な自己評価、客観的な評価であったと思う。とはいえ、心のどこかに希望というか最後まで諦めなければ何かあるんじゃないか?という感覚があって、今回はこの感覚が全員にあったってことかな。0-3になった時点でも誰も諦めなかったし、ぶれることはなかった。
 こういう勝ち方ってそうあるものじゃないけど、この結果に辿りつく着くためには欠かせない要素が何個かあって、今回はこれが揃っていたのかもね。これを続けられるかどうか、単純に前進あるのみかな。
 夕方からはいつも通り練習。膝もなんだかやっぱり変だし足裏も痛かったけど、今日はなんだかみんなと蹴り続けたくて参加。この「みんなと蹴りたくて」という気持ちを大事にしたいと思った。きっと今日のような結果を拾うための必要な要素の1つに違いない。
フットサル、サッカー | comments (317) | trackbacks (0)

プチ整形

 先週の練習後、なんだか右膝の後で今までに感じたことのない感覚があった。何日かしたら無くなったが、次に蹴ったら時からまた同じようにその違和感が膝全体を包んだ。痛いわけじゃないんだけど膝が重いというか、疲れているというか、どうにも表現しがたい感覚なんだよね。いきなり曲げてボキッって音がすれば治るんだけどボキッとならないような、そんな感じである。
 
 というわけで、今日は整形外科でその膝を診てもらう。元々は足裏痛での予約だったんだけど、タイミングが良いのやら悪いのやら。骨も靱帯も筋肉も問題ないが、関節が炎症を起こしている事が問題らしい。俗にいう、水が貯まっている、って奴。希望するなら注射するよー、って言われ?
注射するとどうなるのですか?治りがちょっと早いかな。お願いします!
と即答。良く水を抜く、とかきくから注射を刺して膝にたまった水を抜かれるのかなと思っていたらそうではなく、関節の動きをサポートするヒアルロン酸の注射だった。ヒアルロン酸といえば、顔のシワ等を消すときにセレブたちが打つ奴だよね。ボトックスって奴。もはや僕もこれでプチ整形デビューである。問題は、全部で三回打つ予定なんだよね。僕は注射が嫌いではないから良いんだけど、嫌いな人は絶対無理だろうなあ。
日々 | comments (270) | trackbacks (0)

もちもの

 映画「セブン」に出てくるキャラでサマセット刑事というのがいる。引退間際の刑事で、嫌々ながらブラピ演じる若い刑事に付き合って残酷な事件に巻き込まれていく。サマセット刑事はとても几帳面な性格で、このは映画は身支度をするサマセットの姿から始まる。
 鏡に身かってネクタイをキッチリ締めるサマセット。顔は真剣だ。それが終わると、キレイに棚に並べられた所持品をスーツとシャツのポケットにセットしていく。鍵、警官バッチ、折りたたみナイフ、ペン、ハンカチ、銃。きっと長い刑事生活の中で、毎朝同じように準備をしていただろうということが伺える。おそらく順番も同じなはずだ。僕はこのシーンが好きである。それは、ずっと同じ持ち物を長く使う人をカッコいいと思うからである。気に入ったものをいつまでも変えずに使い続ける。なんだかいいんだよね。サマセットはそれらの道具をキレイに一列に並べている。それは「ものを大事にしている」とも思えるけど、
「それが好き、自分に一番あっている」
って事が方が当てはまる様に思う。自分に合う「ベスト」を持っているってところがいいのかな。大人になれば僕もそういうことするのかなあ、と期待していたけどマダマダのようだ。
 サマセットの持ち物に携帯電話が入っていないところもまたいいんだよね。今の生活では無理かかな。
日々 | comments (29) | trackbacks (0)

タンタン

 そういえば千葉銀行のキャラがタンタンなんだよね。今度映画をやるけど、それがすごい楽しみである。スピルバーグと「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンが手を組むわけだし、題材がタンタンだからね。
 
 タンタンはベルギーの漫画で、主人公のタンタンが色んな国にいっては色んな事件にあい、なんだかんだで解決していくストーリーである。常に一緒にいるのは愛犬のスノーウィ。犬のくせに酒が好きなんだよね。しばしばトラブルを起こしてタンタンを困らせる。スノーウィがメインの話もあったり、ときたま何の前触れもなく人間の言葉をしゃべったりして、タンタンから主役を奪う勢いである。
 タンタンの魅力はなんと言っても「リアル」な所。タンタンは実際にある場所に行って、そこには実際に存在する車があったり風景がある。だから、行った事のない、見たことのない場所をタンタンを通して感じる事ができる、という所が好きだったんだよね。最後には月まで行っちゃうからアレだけど。世界中を回るタンタンを読みながら、子供たちの想像力も一緒にあっちこちの飛んでいたんだよね。その「飛んでいる感じ」がすごく良くて、読んでいる自分も一緒にコンゴやエジプトやロシアに行っている気分になれたのである。
 大人になってから知ったんだけど、作者はベルギーを出たことがなかったんだよね。リアルな場所も描写もストーリーもリサーチと、それこそ大きな想像力から生まれた事をしって、逆に納得した。作者も読者と同じように飛んでいたのだ。
 
日々 | comments (545) | trackbacks (0)

南米予選

 アルゼンチンが南米予選で一度もW杯に出ていないベネズエラに負けたことが話題になっている。かたやキラ星だらけのアルゼンチン、かたや知っている選手が一人もいないベネズエラ、そしてメッシの存在。アルゼンチンは前試合でチリ相手に4点も取っているし、どっちが勝つかよりアルゼンチンが何点とるのか、というのが焦点だったんだろうけど、まさかの敗戦。本当にビックリである。
 アルゼンチンみたいなチームって一度負けるとすぐに監督更迭!みたいな流れになるんだけど、今回はそうでもないようだ。なんでだろうと思ったら、南米予選が終わるのって2013年の10月なんだよね。まだまだ2年をかけてワールドカップのイスを取り合うのである。南米予選は10チームの総当たりで、ホーム・アウェイで試合をする、過酷な予選である。何も総当たりにしなくても・・、と思うんだけど平等といえば平等である。

 今回の大会はブラジルが予選免除だから、南米では4.5枠である。ブラジルがいないことを考えるとアルゼンチンの出場は簡単に思えるけど、前回の南アW杯では出場5チームが全て決勝トーナメントに進出しているんだよね。それだけ南米全体のレベルがあがっているってことで、必ずしも余裕ではないのだ。前回だってギリだったことを思うと、この一敗が2年後に効いてくる可能性もある・・・。長い2年間になりそうだ。
フットサル、サッカー | comments (166) | trackbacks (0)
calendar
<< October 2011 >>
SunMonTueWedThuFriSat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
selected entries
categories
archives
recent comments
profile
others