our last days

　盛り上がる気配が全くないまま、ついにサッカー日本代表のメンバーが発表された。他の国は予備登録メンバーとして30人ぐらいのリストを発表して、ぎりぎりのところW杯に連れて行く23名を発表するのだが、岡田監督はいきなりの23人を発表。選手の気持ち的にいいのか悪いのかは別として、
「外れるのは市川、北澤、カズ・三浦カズ」
事件の経験を受けての発表なのだろう。選手的にはどうなのだろうか。選ばれた人は早めに安心できていい調整を行えそうだし、外れた選手は気持ちを切り替えるて次にステップに移ることが出来る。選手が所属するクラブチームだって早めの発表は嬉しいだろう。そしてユニで一稼ぎをしようと企んでいるADIDAS様だって、発表の瞬間からユニにマーキングを始めることが出来るのだから、誰もが嬉しいはずである。発表を先延ばしにしては選手は常に「最後のアピール！」と発破をかけられ、気を抜くことが出来ず本番前にして変な疲労を抱える事になりかねない。早めの発表にしておけば全て丸く収まるのだ。でも･･･、何となくつまらない感じがするのは僕だろうか？発表される前まではどの選手にも可能性はあるわけで、誰もが自分の頭のなかで「自分だけの代表」を作くることが出来る。こういうものってあーだこーだ考えている時が一番楽しいしね。きっと今頃多くの人が、
「俺の日本代表の方が強い」
「俺の日本代表の方が魅力的」
「そもそも鹿島かガンバを丸ごと出した方が強いんじゃないか？」
「岡ちゃんは本当に小笠原が嫌いなんだね」
と思っていることでしょう。さて、今大会はどうなるのかな。

　我が家のアイドルであり、オアシスであり、そして家族の潤滑油である愛犬「ユリ」が今、自力で立てない状態になっている。何かの原因で脊椎の神経が傷つき、脳の信号がうまく体に伝わらず、首から下が麻痺した状態になっている。症状が出たのはGWに入る直前で、動かずにいるところを弟が発見し、僕に連絡をくれてすぐに病院に連れて行ったのだが症状は好転せず、見る見る動かなくなった。両親はタイミング悪く旅行中だったのだが、早めに帰ってくるなど、家の中はパニックになった。
　胴が長い種類の犬には時々ある事のようだが手術以外の治療はなく、受けられる病院も県内にはない。おまけに手術は最低でも50万円はかかり、成功の保障もない。先生からこの説明を受けた我が一家はグウの音もでず、夜中の動物病院に重い空気が流れた。父はすぐにでも手術できる神奈川の大学病院に連れて行く!と言ったものの予約が必要で、おまけにGW。手術できたとしても最速で3週間後、という事であった。とりあえずは投薬などで出来ることをやりましょう、という事になり、家に帰ることになった。
　ユリは乱暴なぐらいに元気すぎる犬で、常に動き回っているのが普通だった。それが動かなくなった現在との対比をより大きくさせていて、その状態が家の中の雰囲気を暗くさせていた。家族全員が何も出来ない歯がゆさと向き合い、こうなった原因を考えたり、何かいけないことがあったのだろうかと考えたり、この先どうなるのだろう、という不安と戦っていた。
　大変なGWになった、なんて思いながら皆で世話をしていたんだけど、驚くことに元気なのである。食べるし飲むし、人の出入りがあると吠えたりもする。
その様子がいつまでもメソメソしている僕らを説教しているみたいで、僕は活力というか、生命力というか、命の力はスゲーな、と思った。
　投薬治療が効いたのか、ユリは現在ではちょっとずつ良くなっており、瞬間的に自分で立てるようになっている。完治までの道のりは長く不透明だけど、毎日ちょっとずつ希望みたいなものが見えていて、生活は元のリズムに戻った。
　僕はこういった、「動物かわいそう話」は大嫌いで、TVで見るようなお涙頂戴話を見るたびに頭にくる。可愛そうな動物を見て悲しむのは当たり前、というその価値観も大嫌いである。今回そんな状態になりながらもちゃんと元気に生きているユリを間近に見ながら、僕のこの考え方はやっぱり正しいと思った。見たがる人は悲しんでいる自分に酔っているだけじゃん、とまでは思わないけど、かわいそう、と思っている時点で上から目線なんだよね。きっと本当の悲しみはそんなものではなく、もっと何も感じないような無色無臭でなもので、言葉にも涙にもならない名前のない何かなのだろう。まあ、この先はどうなるかは分からないけど、ユリを見ながら不思議となんとなく前向きになれるんだよね。

　代表者会議で第一節の期日が発表され、いよいよスタートが明確になった。と同時に練習も実戦を想定したものとなっていて、今日がまさにそれ。確認をしながら全員が納得するまで話し合え、というコーチの言葉通りに練習が運んだ。話している時間も長かったため、2時間が1時間ぐらいに感じられ、ちょっと蹴り足りなかったけど、それほど集中していたのだろう。ユニももうちょっとだし、書類関係も片付きそうだ。練習試合の予定も入っている。楽しみとはこういう事かな。

　6月から始まる市リーグの代表者会議に＠8とともに出席。ブルメナウからも2人来ていて、フロリ代表のスーザンもいたので、気付けばいつもの仲間たち。代表者会議は1年ぶりぐらいだと思うけど特に変更はなく、いつも通りの展開。登録や規定、ユニ、施設の使い方などを確認。部屋にはいい大人が20に以上いて、ちょっと暑いしで最後には集中力が切れそうになったけど、何事もなく終わりました。毎回思うけど、レベルや目標の差があれど、あれだけのチームが真剣にフットサルに打ち込んでいるんだよね。普段はまったくそうは思わないけど、フットサルを楽しんでいる人口は案外多いんだろね。

　1年ぶりぐらいだろうか、久しぶりにコーチのクリニックに参加。1年前と比べて顔ぶれも変わっていて、ちょっと新鮮であった。参加者を見ていて思ったんだけど、深く考える人もいたり、逆に身体能力にものを言わせて勢いで攻める人もいたりと、千差万別の様子が面白かった。

　終わってからトイレで石鹸で手を洗ったときに、落ちていく水滴が真っ黒になっていてびっくりした。汚れているものを触っているつもりはないんだけど、床に手をついたりしたりするからそりゃ汚れるか。
　高いものから安いものまで、石鹸ってきっと色々とあると思う。僕は全くこだわりがないけど、浜野のトイレの、あのいかにも安そうな業務用の緑の液体石鹸の香りが好きである。香りと呼べるような上等なものでもないんだけど、余計なものが何も入っていない無骨な感じがするんだよね。本当は原価を上げないために何もしていないだけなんだろうけど。
　
　昔、加山雄三が
「どんな女性が好きですか？」
と聞かれたときに、
「石鹸の香りがする女性が好きです」
と答えていたのを覚えていて、いい言葉だなあとずっと思いながら、どんな香りだろうと想像していた。きっとあれって「清潔な女性」って意味っだのかなあ、きっと。

　現役時代ではプレイではなく、忘れ物番長として恐れられていた僕です。スニーカー、Tシャツ、片方のソックス等を仲間に持って帰らせては洗濯してもらうという犯罪に近いことを何度もしてきました。あまりにも忘れ物が多いので自分でも嫌になり、ここは一つ反省をして出来るだけ気をつけようとして所、気をつけすぎて人のユニフォームまでを持って帰ってしまうという事件もありました。それ以降人並みの注意力になり、大きな忘れ物も小さな忘れものもなくなったんだけど、ついにまた再発。お気に入りだったNIKE MERCURIAL VELOCIを紛失してしまった。デザインは最高だけど、フットサルシューズとしてはイマイチのこのシューズが実はお気に入りで、遊びフットサルのときは良く履いていたんだよね。色違いのモデルは今でも売られているから買えばいいんだけど、この色が良かったんだよね〜。見かけた人は探していると言ってください。

　一節目がオフのために、2節目に開幕を迎えた我がフロリ。前シーズンに比べメンバーも戦い方も違っていたけど、非常に気合が入っている様子がとても良かったです。先制されなんとか追いつくという展開だったのだが、これからの戦いに希望が伺える戦いぶりでした。まとまりというか、チーム感みたいなものが感じれてとても嬉しかったです。らしさ、ってあるんだね。
　スタンドには何だかんだで10人ぐらい集まっていて、見た感じ一番サポーターが多いチームだったかな(笑)、みんな気になっているんだよね。
　それにしても相手チームにも知っている人が何人かいたし、気付いたらトイレでもN村くんの隣だったし、それ以外のチームにも知っている人が何人もいて、長くやっていると知り合いが増えるものである。案外閉鎖的で狭い世界だよね。

　幕張にW杯を見に良くツアーのパンフレットがあって、398000円であった。日本代表の試合が何試合見れるかはチェックし忘れたけど、この金額ってどうなのだろうね。安いのか高いのか、正直全然分からないんだけど、「南アフリカ」って所に全く興味を感じないのは僕だけじゃないはずである。試合を見るという大きな目的がありながらも、観光という側面もあるわけで、思えば南アフリカのことは全く知らないよね・・。南アフリカで知っているのは首都がケープタウンではなくてプレトリア、マンデラの戦いの人生、アパルトヘイト、犯罪がすごい多いと、どっちかというとあまりウリにはならないことばかり。W杯やオリンピックみたいな国際的な舞台は自国を世界にアピールするチャンスだって事を思うと、今後きっと南アフリカの度番組がたくさん見れるのかな。ただwikipediaやその他の観光サイトを覗いてみても全く惹かれない・・。

　店のスタッフがバイク事故に合う。骨折も何もなく、口の中を切ったのと数箇所打ち身だけで済んだので一安心だが、ソイツの穴埋めで僕が9:30−24:30というシフトに。このご時世、誰でも長い残業をしていると思うからそう特別な事でもないし、もっと長い地獄を味わったこともあるから別にいいんだけど、さすがにコレを書いている今目がチカチカする。フットサルの予定がなかったからいいものの、もしあってソイツのお陰で行けなくなった日には、口を切った箇所の上から数発殴って、それからグレープフルーツを食べさせる所なんだけど、事故だし仕方がないか。
　それにしても今日は色々あった。職場のPCの液晶ディスプレイが壊れたり、夜中に陸の孤島みたいなところに商品を届けたり。細かい嫌な事がなぜか集中して襲ってくる日ってあるよね。何事もなく、日常の一日として過ぎ去っていく日を「つまらない」と思うこともあるけど、これはこれで考え物である。
　それにしても今日はiPhoneのマップ機能に助けられた。経路の計算がめちゃくちゃだったり、現在地が微妙にずれる時もあるけど、目的地を確定できるのは本当に助かる。経路を信用できない時は表示されている地図を見ればいいんだし。そして明るい画面だから、夜でも使えるんだよね。知らない場所に行く時は僕は地図を持ちながら運転することが多いんだけど、夜だと見にくいことを思えば本当に便利である。
　とりあえず気をつけろって事かな。本当に何かあるんじゃないかと思って安全運転で帰りました。

　日曜日の記事はいつもこのタイトルだな。1週間の疲れを取るべき曜日に何をやっているんだか。
　今日は試合2時間、練習2時間のスケジュール。@15がどこから連れてきたのか、普段だったら対戦できないレベルのチームと対戦。最初はブランドにやられていつもの内弁慶を発揮するものの、後半は相手の遊び雰囲気に対し空気を読まずにガツガツとボールを取りに行った結果、何とかゲームになったかな。最後の締めには言わせてもらいましたが、メンタルで負けていては勝負にならない。逆にメンタルで勝てばどんな強い相手に対してもチャンスはある。慣れとか、経験とか、色々な要素はあるけど、負けたくないという気持ちはすべての根底にあるのだと信じています。