our last days

　　まだまだ写真がたくさんあるから紹介しようと思います。スミソニアンで一番印象的だったのはライト兄弟の自転車であることは前にも書いた。みんなライト兄弟の飛行機に夢中だったけど、僕一人自転車の形状に魅せられ一人で写真を撮っていた。
これがライト兄弟の飛行機。技術的なことは良く分からないけど、この姿勢で操縦しようとしたその根性がすごい。
ちがう角度。




　物事が発明される時に、なぜか世界中で同時多発的に生まれるのは有名な話。日本でも飛行機を発明したけどタッチの差でこの兄弟に負けた二宮忠八って人がいたが、それについての表記は何も見あたらず。どこかにあったのかな。とはいえ、ライト兄弟の飛行機がこれに繋がっているんだよね。

MQｰ1L PREDATOR A
この飛行機は無人で飛ぶ飛行機なんだよね。形が近未来っぽいのがいい。最近だと映画「Aチーム」に出ていたと思う。
機体に貼られていたエンブレムが格好良くてアップで写真を撮ってしまった。




X-15
スペースシャトルの元となった音速で飛ぶ飛行機。翼が短いから、ぼぼロケットだよね。たしか宇宙空間ギリまで行ける能力がある。
違う角度。色といい、かっこいい。




GRUMMAN F-14 TOMCAT
マクロス好きはみんな好き、F-14。最高にかっこいい戦闘機である。映画「トップガン」でもおなじみ。自衛隊がF-14かF-15、どっちを採用するのかという時にF-15を採用してしまい、マニアがガッカリしたとか。このカラーリングは戦闘時に必要かどうかは不明。





そして戦闘機といえば、第二次世界大戦である。父にこの写真をみせたら異常な食いつきだったので、よっぽど人気なのだろう。
上がイタリア軍のMC.202フォルゴーレ
下がアメリカ軍のP-51マスタング






ちゃんと撮れてなくてくやしい、ドイツ軍のメッサーシュミット。最高にかっこいい。この戦闘機を作っていた会社が今のBMWのはず。BMWのあのマークはこの時に作ったプロペラを表現しているんだよね。




三菱製の零式戦闘機52型
サイパンで回収されたものらしい。この流線型のボディはシンプルでありながら美しい。色んな人が色んな角度から写真を撮っていたので、いい角度からは撮れず。



見にくい所だったけど入り口付近には零戦を格好良く描いた絵が二枚飾られていて、どう考えてもスタッフに零戦ファンがいるとしか思えない。

続きはまた今度。

　無事帰ってまいりました。根性のない僕はあの席にはもう一度耐えることは出来ないなと判断、追加料金を支払い席をグレードアップしてみました。それだけでなく、飛行機で寝れるようにと前の日に寝ない、という作戦を取ってみたもののやっぱり撃沈。36時間以上起きていると思います。席のスペースが広くなったから何とか耐えることが出来たけど、飛行機を降りたときの開放感といったらありません。またどこか旅行に行こうと思っているけど、近場がいいかななんて腑抜けたことを考えています。
　家に帰って全部片付けて、リラックスしてから寝ようと思ったけど中々寝付けず、2,3時間寝て起きてしまった。アメリカ時間のジェットラグではなくて、僕の場合は向こうにも合っていないし日本時間にも合っていなくて、実に中途半端な感じ･･･。眠いんだけど寝れない、苦しい感じです・・。

　どうやら僕は面白い人をひきつける能力があるみたい。ホテルから空港まで送ってもらうときに一人の日本人と一緒になったんだけど、この人がちょっと面白い人であった。係員を交えてワシントンでの感想を話していたんだけど、係員と別れて二人だけになった瞬間にワシントンに来た理由を話始めたんだけど、
「フリーメイソンに入会したくて」
って事だったんだよね。それからワシントンにはフリーメイソンのシンボルがたくさんあって、建物の配置から色の使い方まで全て意味がある、みたいな話をずっとするんだよね。「実は僕らが今いるこの空港も・・・」と終わらなそうな勢いで話してくる。何とか話をそらそうとしても、すぐにフリーメイソンの話をしてきて、正直ちょっと気持ち悪かったから「店を見てくる」と行ってなんとか空港でまいた。本気でちょっと怖かったです。
　
　帰りの飛行機の隣の人はアメリカ人のビジネスマンで、日本で乗り換えシンガポールに向かうとの事だった。日本に着いたときに「このあとシンガポールまで何時間ですか？」って聞いたら、5時間ぐらいかな？と教えてくれた。13+5=18で、18時間も飛行機に乗っていられるなあと思った。でも、考えたら今回僕は地球の裏側まで行って帰ってきているわけで、気軽に旅ができる時代なんだよね。

　とりあえず日本に帰って仕事を何件か片づけてからまた旅行に出ようと思っているので散財はしていない。（おみやげですが、なんか買ってきてくれと言った人以外は何も用意してないので先に謝っておきます。）よく来日するアーティストが日本では服を買う、というけど、今回の感想として、
「買い物はやっぱり日本」
というのは本当なんだなと実感。特にスニーカー、そしてストリートブランドはまさにそうだと思う。今日本では買えないスニーカーを探し出しやっと買えたんだけどそれは例外で、高級ブランド以外は日本での方がみつかるんじゃないかな。ファッションセンターというモールがあって、そこにも行ったんだけどやっぱりアバクロ、21forever、M&M、GAP、というららぽーと状態。つまらないので、commonsenseというセレクトショップにも行ったけど、日本人のサイズはないっす。ストリートブランドとなると黒人が着るものなので、僕が二人ぐらい入りそうなデカさの服ばかりなんだよね。
　食べ物にも同じことがいえて、どこに行ってもマック、スタバ、サブウェイがあって、千葉駅前という感じ。依然にここで「最近はどの町にいっても駅前の風景は同じ」って書いたけど、まさかワシントンもそうだったとは。メニューとかは日本とはちがうけど（テリヤキないけどね）、つまらないし食に興味もないから、毎日韓国人の個人店で兄ちゃんが作ってくれるサンドウィッチばかり食べた。一食で腹一杯になるのに3ドルと安いし、何を言っているのかが分からない変な英語がおもしろかった。ちょうどこの店の中にいたときに警察官が二人入ってきた。韓国人の店主がこの警察官に異常に気をつかってしゃべっているのがもろわかり、ああ、色々あるんだろうなあと思った。
　
　ワシントンはアメリカの中でも日本人がもっとも少ない地域の一つのようで、いる間に一人にも会わなかった。JTBの係員が空港まで迎えに来てくれたときも客は僕一人だったしね。東洋人といえばそのほとんどが中国か韓国人で、すでにしっかりとしたコミュニティがある。英語が話せなくても住む場所も仕事も世話してもらえるぐらいに大きなコミュニティになっているとのこと。そりゃあ増えるわけだ。というわけで日本語は全然しゃべっていない。英語も店とか、道が分からない時とか、ホテルで話したぐらいで、すぐに
「can you speak spanish?」
になるから、スペイン語で事足りちゃうんだよね。ほとんどマイノリティ側の人たちと接していないな、と思ったけど僕もそのマイノリティの一人になるわけで、そう思われているんだろうなあというちょっとした気持ち悪さと懐かしさはあった。この感覚は日本にいては感じられないから、ちょっと懐かしかったかな。

　治安については何も心配もなかった。アルゼンチンにいた頃のことを思い出してかなり気をつけたけど、地下鉄でもバスでも、町の中でも怖い瞬間はまったくなかった。これはワシントンだからで、ほかの地域ではまた別問題だろうけど。スニーカーを探しながら地元の人しか行かないような店に入った時に、黒人の人たちが5人ぐらいレジ前にたまっていてなんか口論していてやばいなあと思ったけど、特にトラブルはなかった。まあ、最近では日本も安全というわけじゃないしね。

　飛行機に乗り込んだ時は連日のフットサルでの疲れがピークであった。さすがにこっちに個人参加はないだろうから、1週間フットサルから離れることで体を休められるかな、なんて思っていたけど、足が痛いぐらいに歩いている。特に足の裏がやばい状態で、歩き出す瞬間が怖い。全然体のリフレッシュにはならないぜ。
　今日はワシントンからちょっと離れた所にあるモールに出動。地下鉄とバスを乗り継いで到着したそこは、日本でもよく見るショッピングモールの形。店もよく知っているブランド。置いてあるものも日本で買えるものばかりである。おそらくすごく高い商品は別として、それ以外の商品は世界中どこでも同じなのだろう。どれもmade in chinaだし。おそるべしグロバリゼーション。

　3日目になる確信が持てるぐらいに見る光景として、地下鉄、そしてバスはもっとそうなんだけど、圧倒的に黒人、ラテン系の人が多い。バスとなると白人は本当に少なかった。肉体労働者、警備員、レジ打ちとなると白人は本当にいなくて、社会的なヒエラルキーを目の当たりにした。これを不思議に思っているのはどうやら僕だけで、ここではそれが当たり前のようだ。きっと1週間もすれば僕も当たり前に思うかも知れない。それほどにハッキリとしたラインが引いてあるんだよね。色んな面ではすごく進んでいる社会なんだけど、ここだけはきっとこの先も変わらないだろうと思う。
　
　この国にはおそらく接客という概念はなく、店員ことごとくやる気がなくて、客を待たせるのは当たり前、誰かとしゃべっている時は仕事そっちのけ。電車とバスは時間通りに来ていたけど、スミソニアンの開園は2,3分ぐらい遅れていた。が、冷たい人間関係かと思えばそんなことな全くなく、みんな先を譲るし、ドアを持ってくれるし、知らない人にも挨拶をする。このコントラストがちょっと不思議なんだよね。不愛想にしているという自覚もつもりもないのかも。

　それから、何があったかなあ。
・ipodを聞きながら走っているのは白人ばかり。黒人は一人もいない。
・のわりには超肥満な人がすごく多い。
・黒人はスニーカーの趣味がいい
・みんながみんなスマートフォンを持っている。
・air max95はこっちでも大人気。

ぐらいかな。また何かあったか書きます。歩き疲れたのでもう寝ます。

　今日は本当にがんばりました。一日歩きまくりました。まず、朝の6時に起床。

全くのまぐれで、時差がまだ抜けていないだけなんだけどね。この誤算をいかして、スミソニアンがオープンする10:00までに行ける所に行っておこうじゃないかとホテルを出る。窓から見た朝日。







とりあえず地下鉄に乗る。シェルターも兼ねているの？というぐらいに深い。たぶん本当にそう。高速道路も全部有事の際に軍隊が使えるために造ってあるらしいんだよね。戦車が通れる幅、高さになっているのだとか。



やっと駅の入り口。やっぱりシェルターである。





駅はこんな感じ。この写真はまだいい方で、とにかく暗い。ワシントンの地下鉄は難しいって言われたけど乗ってみればそんなことはなく、分かりやすくしかも便利！とにかく早い。結構とばしているのかな。




車両の床が絨毯なんだよね。汚いけど。




これがワシントン記念塔。周りに高い建物がないだけにすごく高く感じる。




つかんでやりました。






次はリンカーン記念館を目指す。







リンカーン記念館との間に、第二次世界大戦記念碑など、アメリカが戦争でなくしたありとあらゆる兵士たちはの記念碑が建っている。どれも常にきれいに磨かれていて、兵士たちに対する尊敬の念が伺える。兵士たちが死んだ土地の名前も彫られていて、どれだけ戦争してきたんだ？と思うもそんなつっこみが許される雰囲気ではない。





ついに対面。たしかにでかい。リメイク版「猿の惑星」ではこの石像が猿になっているんだけど、なっていなくて一安心。リンカーン像はさっきの写真の戦争没者の遺碑を見守りながら、その先にあるホワイトハウスにも目を向けている配置になっている。もっとがんばれ！





ここからスミソニアン博物館。100枚以上写真を撮ったので、気になった所だけを抜粋。まずミュージアム・オブ・ナチュラル・ヒストリーから
ご存じ、所有者をことごとく不幸にしてきた「ホープダイヤモンド」。繁忙期は満足に見ることもできないらしいんだけど、開園すぐに見に行ったので、3分間ぐらい貸し切り状態で写真が撮れた。どの方面からも見られるようにグルグル回っている。案外小さい。





映画「ナイト・オブ・ミュージアム」とは全然ちがう姿でガッカリ。





これ、見せ物じゃなくて、人類の進化の展示場のベンチに普通に置かれているんだよね。





ここから航空宇宙博物館






ライト兄弟が作った自転車。現存するのは5台しかないみたいで、その中の一台。みんな飛行機ばかり見ていたけど、このチャリ、格好良すぎなんだよね。今でも売れるぜ。美しさは普遍ってやつかなあ。







制服ってお国柄が出るみたいで。ロシアの覆面はちょっと怖かった。






しかし、今日のメインはこれでしょう！スニーカー好きなら誰もが知っているFOOTLOCKER!今日だけで2店舗も回ったが目当てのものには出会えず・・。

おはようございます。
いよいよ観光に突入する二日目。ただいま6:00ですね。フットサルでもなければ起きない時間です。
　僕が止まっているホテルは過去にレーガンが暗殺未遂にあった由緒あるホテルだけど（笑）、食器がなかったり、小さな冷蔵庫もなかったり、歯ブラシセットもなかったりする。コンビニは近くにはあるんだけど、弁当的なものはもちろん、パンも売っていなかったりと、今更に日本の便利さを痛感。昨日の夕食と今日の朝食はコーヒーメーカーで作ったカフェオレにコンビニで買ってきたシリアルをドボドボと入れてふやかしてから食べるという、貧乏学生のような惨めさ・・。昨日、どうしてもアイスが食べたくなって買ったんだけど、日本ではスーパーでしか売っていない470mlのしかないんだよね。すごく美味しかったけど、四分の一を食べきる前に飽きてしまって、とっておくこともできないから捨ててしまいました。アメリカン人が肥満に苦しむ理由を1日目にして完全に理解しちゃいました。
　今日はスミソニアン博物館を見学する予定。写真をたくさん撮りたいけど、ここのアップするのが大変だからうまい公開の見せ方がないか考え中。ヤフーphotoでも使うかな。

　とりあえず生きています。生きているとは言え、飛行機のなかでの座ったままでの13時間は拷問に近くて、すでにボロボロです。そもそもスタートはフットサル連続6日間、しかも公式戦を二試合終えての出発から始まっていて、股関節がおじいちゃんのそれ。そして心当たりがないんだけど膝がイマイチ動かないという状態。ずっと座ってるだけだから休めて楽だわ、なんて思っていたけど甘かった。試合前でも思った事がないぐらいにストレッチがしたいです、今。

タクシーのうんちゃんに
学生さん？
ときかれたり、日本人のスタッフに英語で話しかけられたりと面白いことは沢山あるんだけど、強烈のがあったからそれから行こうかな。

　英語に耳をならすために英語で映画をみようと思っていたら、隣のおじさんが話しかけてきた。60歳過ぎぐらいの人で、ワシントンには会議に出るために行くのだとか。台湾の人で、会社を経営しながら宗教の活動もしていて、兎に角頭が良さそうである。最初はどこの人？いくつ？なにしてるの？から始まり、台湾の歴史、満州事変、第二次世界大戦まで話が飛び、最後には人生のアドバイスまで頂きました。名刺をもらったから、帰ってから検索しようかな。
とりあえず写真を並べます。説明はそのうちにしようかな。 ちなみにずっと寝れませんでした。

出国前荷物





本当に売れ筋なのね





世話にはなったが、長時間は遠慮したい





空港を出てからの高速道路






部屋





部屋からの眺め
なんとラッキーなことに角部屋。ワシントンには高台がなく、こんな眺めは珍しいとのこと。未完成のピラミッドみたいな建物は今話題の「ロスト・シンボルズ」の舞台。フリーメーソンの建物なんだって。






プールもあるがいく予定はなし。






とりあえずスーパー





　ホテルの周りを少し歩いたけど、「外国感」とでもいうのかな、異国間はあまりなく、G STAR RAWやベネトン、マック、スタバ、シェーキーズがあったりと、ん？ららぽーと？的な感じもしないでもない。ワシントンに入ってからはスペイン語で通じるから、英語を話したのは飛行機でのおじさんが一番長かったかな。明日の観光に備えてもう寝ます。

　最後の最後にやっと2度目の勝利。先制、3点のリードを許しながらもひっくり返すという展開は初めて。誰もの頭の中に負けが頭をよぎったとは思うけど、それでも最後にあきらめずに戦えたことは素直に嬉しい。やっぱり勝利はいいものである。
　今日の試合をもって、一人の仲間がWEEDを去ることになった。非常に寂しいことではある。僕は今まで色んな仲間を送り出したり、送り出されてきたけど、一緒にプレイした仲間との間には特別な何かが生まれるもの。だからしばらく一緒にプレイしなくたって、しばらか会わなくても、何かが変わったりなくなったりするものでもないんだよね。チームって不思議なもので、過ごす時間が長ければ長いほど各々の色によって役割や立ち居地出来たりして、不必要な人は誰一人もいなくなるのである。一生懸命な時間を共有したからこそ生まれる関係なんだろね、きっと。だからこそ残念でもあるけどね・・。




　明日からいよいよ旅立ちます。@12のおかげでこのブログを続ける体制はバッチリ整っていますが、旅先でなにがあるかわかりません。更新されないからといって死んでいるわけではないので、ご心配なく。

　またもや負けてしまいました。格上の相手に振り回され、十分な反撃もできないまま試合終了。人生初のイエローカードも飛び出しました。残すには最終戦のみ。次にシーズンに繋がる何かのためにあるものを全て出したいと思う。

　明日、明後日で我がWEEDが初のシーズンを締めくくります。2連戦だけどなんとかいい形でシーズンを終えたいと思う。試行錯誤で始まり、試行錯誤が続き、今もそれを続けているという感じなんだけど、たしかな成長を感じている。それで勝てればいいんだけど、そう上手くいかないのがスポーツかな。正直、開幕前はもっといけるんじゃないかと思っていたけど(笑、まあ足元を良く見ろってことかな。)シーズンを終えれば色んな変化があるだろうし、大変なこともたくさんあるんだろうけど、まずは目の前の試合に集中。