2006/6/5 月 | 2006.06
注目の対戦
今回の大会でありえる対戦でやばいものの中に、ドイツ対オランダがある。昨日書いたネオナチの事もそうだし、歴史的背景もある。オランダは1940年から5年にかけてドイツに征服されていた苦い過去があるので、オランダにとってはドイツとの対戦はどれも敵うちなんだよね。ライカールトがフェラーにツバを吐いて以来因縁の一戦とか言われているけど、根幹にはもっと深いものがある。
不思議なことと言えば、今回のオランダ代表には黒人選手が少ない。ファン・バステンが差別主義者だという話も聞かない。もちろんメディアなどにはこの事で突っ込まれてはいるけど、明快な答えはない。まさかネオナチ問題で両政府の間に「黒人を入れない方がいい」という政治的配慮があるとは思えないけど・・・。サッカーは政治とは関係ない、という建前はあるけど果たしてどうだろうか。
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