2006/6/28 水 | 2006.06
オシム語録その2
オシムが言ったことで最近そうだ!と思った言葉にこういうのがある。日本代表の事を聞かれた時の言葉で、
「日本のリーグにはその国を代表する様なサッカースタイルを持つクラブはない。そのために日本代表の責任はとても重い。日本のサッカーの未来には代表にかかっている」
という言葉だった。なるほど、そうなのか!と思った。
各国の代表チームは寄せ集めのパーツを上手く組み合わせて結果を出さなければならない。代表のレベルはその練習量ではなくて、集まった個人のレベルで決まる。美味しいものをたくさん集めた料理が決して上手いとは限らないのと同じで、互いの味を消さないように尚かつ互いの存在が活きるように調整するのが監督の腕である。選手の個性+監督の戦術のバランスがそのチームの戦闘力を決める。ブラジル代表が集まった時に基礎練習なんてしない。フィジカルはやっても、今更個人の技術アップの練習はしない。
となると、日本のサッカーのレベルはJリーグにかかっているといえる。海外に出る選手は別として、Jリーグを主戦場とする選手が多ければ多い程そういう事になる。日本にはどんなスタイルがあっているか、どんな戦術が得意なのか。全てはJリーグで探さないといけない。これからはJに注目だ!
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