2006/8/14 月 | 2006.08
沖縄
沖縄帰りの真っ黒に焼けたバイトがお土産を買ってきた。ちんすこうである。@22の「白い恋人」ぐらいの送りバント的な選択である。前にも書いたけど僕は一度だけ沖縄に行ったことがあって、当時の印象は「基地の中に沖縄があるんじゃないか?」みたいな物悲しさがあった。南国のそこ抜けた明るさを想像していたのだけど、その明るさゆえにアメリカの影が際立って、逆に悲しかったのを思い出す。
この時期になると戦争の話題が目立ち、その歴史をみんな振り返る。戦争の経験は年毎に確実に薄らいでいるが、沖縄に由来のある人はおそらく深く考えるんだろう。僕が沖縄に行った時は戦争の傷跡は微塵も感じなかったけど、あのでかい基地こそ戦争の一番の生産物なのだろう。
沖縄に行ったのは遥か昔、中坊の頃だったけど、アレ以来行きたいとは思わない。僕は日本人としてのアイデンティティは薄いけど、我が物顔で街を闊歩する米兵に違和感を感じたっけ。
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