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JFA

 日本サッカー協会は英語で、JFA Japan Football Associationなんよね。Japan Soccer Associationではないので、是非サッカーの事をこれからはフットボールと呼びたい!という話は置いといて。
 やっぱり世の中は柳沢の話題で持ちきり。
「あんなの俺でも入るよ」、「決定力不足」、「今更シュート練習」
という言葉を多く聞く。その度になんだか切ない気分になったりする。以前にも書いたけど8年前と比べるとやっぱり代表は強くなっている。8年前は2連敗してすぐに可能性を無くした末3試合目も落としたが、今回はギリギリながらも3試合目を本気で闘う理由がある。素晴らしい事じゃないか、と本気で思う。柳沢が外したシュートはたしかに後は入れるだけ、という状態だったけど、簡単な試合が無いように、簡単なシュートなんてあるはずもない。実際にボールを蹴っている僕らは彼の気持ちが良くわかるんじゃないか?と思う。みんなの胸にも思い当たるフシがあるんじゃない?それから、決定力がある国ってどこだ?ブラジル?アルゼンチン?イングランド?オランダ?。高い決定力を持つFWがいる国なんて一握り。決定力の高いFWがいない国がほとんど、という考え方をするべきなのかも知れない。
 
 W杯で日本が勝つ事は多くの目標の一つに過ぎない。スターが生まれて欲しい、世界に通じるクラブが生まれて欲しい、Jリーグが他国のリーグと肩を並べて欲しい、世界に認められる日本のフットボールスタイルを気付きたい、フットボールが文化として根付いてほしい、日本代表が無惨な負け方をしてもフットボールを応援し続けるサポーターが増えて欲しい。これらは全部目標であって、その中に「W杯で勝つ」というのももちろんある。だから負けたからって何かが終わる訳ではない。みんなもっと代表を、自国のフットボールを信じて欲しい。
 「Jリーグはつまらないから見ない」「代表の試合は負けるだろうと思いながら見る」という人、良くいるよね。ある意味しかたないかもしれない。バルサの試合を見てしまった人にはJリーグの試合はたしかに見劣りするだろう。代表も弱いのも事実。海外では「日本はサッカーの弱い国」として見られているのも本当の事。でも選手は必死でやっている。自分よりでかい相手に向かって蹴られようが肘で打たれようが頑張っている。その勇気だけでも僕は信じたい。柳沢にあのシュートが決まらなかったのはやる気がないからではなく、ただ下手であるからだ。それでも柳沢は日本ではトップレベルのFWだ。受け入れるしかない。
 僕が求めているのはまぐれで勝ちすすんで喜ぶことではなくて、上に書いたような目標。現時点での弱さを認めない事には始まらない。でもいつかその時は来るし、そう信じている。その時に僕ら生きているかというと怪しいとこがあるけど。が、何事も信じない事には始まらない!2002年はベスト16まで言ったけど、なにか足りなかったでしょ?ホームだったし、競合国とも当たらなかった。その厳しさが今ある。ありすぎなぐらいあるけど、希望がある間は諦めない!

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Comments

@10 | 2006/6/22 18:53

同感、同感
柳沢は悪くない・・・
誰も悪くない


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