2006/6/6 火 | 2006.06
注目の対戦 2
昨日書いた試合もそうだけど、本当に一番危険なカードはクロアチアvsセルビア・モンテネグロだよね。国と国の戦争ではなく、91年から旧ユーゴで民族浄化の内戦だっただけに余計タチが悪い。おまけに第二次ではクロアチアはナチスに協力してセルビア人をこれでもかと虐殺しているから、その恨みは永遠に消える事はない。
民族浄化だからもう論理的な会話ではもう無理なのね。女でも子供でも殺す虐殺だから、このカードが実現したらサッカーを理由に一悶着がある可能性は高い。選手もそうだけど、問題はサポーターなんだ。内戦だから、戦っていたのは一般市民。ドイツに応援に行くのも一般市民。互いに殺し合った人たちがまた出会うわけだから、何もなかったら逆に不自然だ。しかもわずか15年前の事だから、実際戦った人もいるだろうし、戦いで家族を殺された人もいるだろう。普通に何が起きるか怖い。
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