歴史

1997smz 掃除をしていたら、こんなのが見つかった。日本がは初めてW杯への出場を決めたときのサッカーマガジンである。平成9年12月3日発行号で、トップ記事がジョホールバルの歓喜、その次が18回目を迎えるトヨタカップ(ドルトムントvsクルゼイロ)そしてその次がJリーグで初めてのシーズンを過ごした中村俊輔のインタビューである。
 写真の中央にいるのは岡田監督で、ゴールを決めた岡野をみんなでいじっているところなんだけど、この瞬間って日本の長年の夢がかなった瞬間で、それもあって多分閉まっておいたのだと思う。
 これを見ながら思うのは歴史というのはなんと残酷って言うか、後から振り替えると
「今思えばこの瞬間ってこれを暗示していたのかなー」
と思ったり、気付いたりする。これを見ていると、今大会で中村俊輔をあまり使わなかったことがカズを外したことと繋がってくるんだよね・・・。
 きっとこの瞬間が日本のサッカーの幸せの頂点で、あれほどの歓喜をまた味わうためにはよっぽどのことが必要だよね。BEST4こそそうだったのかな。そう思うと歴史の積み重ねの必要性、偉大さを理解できるものである。時間の積み重ね、経験の積み重ねとともに底辺が上がっていって、それと同時に目標も上がっていく。今回の代表の活躍もその歴史のピラミッドの頂点をより延ばしたと言えるのかな。

 ちなみに表紙をめくるとこの広告なんだよね。歴史は残酷だわ、本当。kazu_puma
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