何かを始める時

 何かをやってみたい!挑戦したい!と思った時に同時に浮かぶのがその大変さや苦労や自分自身や生活にかかるであろう負荷である。それらがあまりにも大きすぎると、「やってみたい!」というその純粋な気持ちすらもしぼんでしまい、ちょっとした後悔が残ったりする。上手くもないし経験もないし、若くもないけど何かをやってみたい!という人はたくさんいるんじゃないか、と思う。逆にその受け皿は少ないよね。
 
 一年前まではすごく多かったのに、最近では全く見あたらないのがWEEDの見学者である。あまり多いと困ることもあるので、良いのか悪いのか微妙な所ではあるけど、県リーグへの参加を含め、チームとしての活動が本格化し
「下手なのにテンション高い」
「下手なのに練習厳しい」
「とりあえず真面目」
というのが予想される原因である。簡単に「参加してみようかな」と思える場所ではなくなっているんだよね、きっと。本当はそんな事なくて、本気でやりたい奴ならいつでもOKというスタンスなんだけど、ある程度の「何か」を求めているのは確かである。その何かが技術やうまさではないところがWEEDたる所以だけど。
 我がWEEDにも途中から仲間入りをしてくれて、頑張っている選手が何人かいる。途中からの参加で色々と難しいこともあると思うし、楽しいことばかりでもない。注意を受けたり怒られたりと、思い通りに行かないことも多いが皆明るく真剣に取り組んでくれている。この人たちは上に書いた
「やりたい!」
というその葛藤に越えてきた人たちなんだよね。僕はその決断と勇気をすごく評価している。変な話、挑戦しようと思った所で1つ乗り越えているんだよね。上手くなるとか、試合に出れるとか、努力が叶うか、ここからはその人次第だけど、少なくともスタートラインには立っているんだよね。そういう人たちと蹴っていると楽しいし、自分自身も頑張ろうと思える。
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