4年以内に来るって

「首都圏にマグニチュード7級の直下型地震が4年以内に70%の確率で起きる可能性がある」
ってニュース。最初にきいた時は、これも人々を不安にさせて金を使わせる不安商法なんじゃないかと思ったけど、毎日の様にラジオやテレビで流れていると変な説得力が生まれてくるからなんだか怖い。そもそもこのニュースの受け止め方がすごく難しいんだよね。「4年以内に」って事は明日、今日起きる可能性があるってことで、そうなると「4年」という時間に意味はなくなってくる。いつか起きるってことはずーっと昔から言われていて、もはや「いつか大きな地震がくるのは当たり前」状態だと思うんだけど、
曖昧であった「いつか起きる」が「4年以内」に変わったわけで、このインパクトはでかい。デッドラインというか、余命みたいなものだから、発表する方も大きな責任を負うことになるし、だからこそ信憑性が生まれちゃうんだよね・・。
 このニュースの締めとして、ほぼ100%
「普段から気を配って準備をしないといけませんね」
で終わるんだけど、大事なのは
「4年以内に大きな地震が起きる証拠を見つけた」
わけではなく、計算上での判断であるってこと。詳しいことはわからないけど、3.11後の地震の数を考えるとそういう数字になるってことなんだよね。伝え方次第では色んな捉え方ができるニュースで何だか怖い。
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