時間と豊かさ

 今度公開される映画で「タイム」というのがあって、これが面白そうなんだよね。人口増加を抑制するため人類は遺伝子操作により26歳以後は時間を買わなければ生き続けられない社会が舞台で、金持ちは長生きし、貧乏は奴隷の様に働かなければ死んじゃう、という設定である。つまり、時間を買うことで生きているんだよね。
 昨日の話にも繋がるけど、ある程度生きていると「自分の時間を悠々自適に過ごせること」が1つの豊かさである事に気づく。仕事に追われ、社会的責任に追われ、気づけば一日が終わっているという事は誰にもあることで、毎日が精一杯が普通だったりする。でも、そうではなく、自分の時間をいかに自分でコントロールできるか、これが多いか少ないかで人生の充実度は大きく変わるんじゃないか、と思うのだ。時間を買う、という意味ではこの映画と同じで、設定をしった時になるほどなあと思った。予告編を見る限りではこの映画はここ問題に踏み込むことはなさそうだけど(笑)、すごくいい着眼点だと思う。
映画 | comments (475) | trackbacks (0)
calendar
<< January 2012 >>
SunMonTueWedThuFriSat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
selected entries
categories
archives
recent comments
profile
others