みんな同じ。

 手がけているポスターの打ち合わせに出かける。電話で悩みの相談を受ける団体のポスターという事もあって、会議の途中からかなり深い話をした。世代がバラバラのメンバーで、今の社会がどう見ているかの比較がとても面白かった。
 当たり前だけど、どの世代にもそれぞれの悩みや疑問はある。それは10代だろうが、50代だろうが変わらない。僕は思春期の頃には、
「さすがにおっさんになったら悩みは少なくなるだろ」
なんて思っていたのだが、そんな事もないようだ。10代の頃に理解できなかったものを33歳になっても理解できないんだから、きっと50、60になっても理解できないままなのだろう。それ以外にもその世代の悩みもあるしで、生きることはなんだろな・・・なんて思ってしまう。
 
 普段は接することがない世代の人たちと接するのはとても楽しく、普段は考えないことを考えさせられたり、知らない話を聞いたり、こっちの話も聞いてくれる。なによりも、自分より上の世代の人たちがイキイキしていることに何となく安心するんだよね。嬉しいというか。
 僕がかってに思っていることに一つに
「上の世代は下の世代に生きる意味があることを示す責任がある」
というのがある。こう書くと大層なことに思えるんだけど、そんな大それたことではなくて、元気だったり、ニコニコしていたり、それだけでいいんだよね。そいう些細なことが社会を支えていて、たとえ悩みだらけだったとしても生きていける、と感じさせてくれると思うんだよね。
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