風の強い日は團長を思い出す。
團長とはフロリの初期メンバーの一人のことで、唯一のフットサル経験者であったため、選手をしながら監督もしてみんなの指導もする、そんな熱血漢であった。全くの素人だった僕は多くのことを教わり、その指導があって今もフットサルを楽しんでいられる。久しくは会っていないけど、今でも足を向けて寝れない存在である。
 技術的なことはもちろんだけど、競技者としての心構えや、チームメイトとの接し方、チームの在り方も学んだ。それらの全てが今の僕の考え方や思想を作り上げていて、最近になってその影響を大きく感じる。
 WEEDではなぜか僕がキャプテンとして祭り上げられていて、若い子に色んな質問をされたり話をしたりするんだけど、その時に團長から教わった話をしている自分に気付く。そしてそれを何となく嬉しく思ったりする。自分が正しいと思い、正義だと信じている基準を守っていることを再確認できるからである。
 年齢に関係なく、そういう人に出会うことってあるよね。それだけで人生が一つ豊かになるんだけど、そう多いわけでもないから大事にしたいと思う。
 ちなみ風の強い日に團長を思い出すのは團長が船乗りで、風が強い日は練習に参加できないからである。強風のとき、船は港での衝突を避けるためにあえて沖にでるのである。だから練習に参加できないのだ。団長は船乗りのくせに揺れに弱く、すぐに船酔いをしていたらしい。今日は大丈夫だったのかな。
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