MRI

 二度と受けてたまるものか!
 本日、人生初のMRI検査を受けました。背中に脂肪種があり8月に手術を予定しているのですが、今日はその前検査であった。MRIは知っていたけど、ドーナッツの中で寝ていればいいんでしょ?と思っていた僕、全然甘かった。
 ベッドに寝かされ、腰の当たりでまずマジックテープで胴体をベッドに固定される僕。ヘッドホンをさせられ、右手には体に不調を感じたときに検査技師に緊急を知らせるブザーを握らされる。動かないこと、そして呼吸は静かにする事と注意され、ベッドごとドーナツの中に入れられる。この時点でもう何かを諦めた僕。目を閉じてされるがままに。
 いよいよ検査が始まる。検査技師の人から、大きな音がしますよーと注意を受けたが、それでもビックリするような音がする。なんて表現すればいいのか分からないけど、工事現場?バケツの中に頭を入れてそれを外から叩く?コンクリートを掘削?するような、何種類からの音が鳴り出した。寝てやろうか!ぐらいに思っていた僕はその音を聞いて完全にあきらめ、ついつい目を開けてしまった。そしたら、ドーナツの内側の壁が思っていたのよりも全然顔の近くにあり、狭い空間に入れられていることを認識してしまった。検査の影響なのか、ドーナツの中での温度がどんどん上昇し、汗が出来てきてしまう。暑い、せまい、動けない、なんだかどんどん苦しくなり、何度も何度もボタンを押そうという思いが頭をよぎる。これは検査ではなく、拷問なんじゃないか?今までに観てきた生き埋めにされる系の映画を思い出してしまう。もうこの先は根性である。何とか自分を落ち着かせながら、ただ時間が過ぎ去るのを待つ。開放された頃には汗だくのヘトヘトであった。もつ二度とやらないぜー。
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