サイン

 子供の頃に空を見上げながら、
「空の向こうはどうなっているのだろう」
と疑問に思わなかった人はいない。宇宙の端はどうなっているのだろうか。宇宙が本当にビッグバンによって生まれ、その爆発が未だに広がっているのなら、その爆発の外側はどうなっているのか。もし外側に何もないのなら、その
「無」
とはなんなのか・・。人間はどこから来てどこに行くのか・・。
 
 ヒッグス粒子の発見はすごい発見であることは百も承知なのだが、どうにも理解できない笑。
原子は原子核と電子でできていて、その原子核は陽子と中性子でできているんだよね。で、この二つは素粒子なんだよね。素粒子は
「これ以上物質を分けられない粒」
のことで、こいつらの組み合わせでこの世はできている。
 ビッグバンの直後には素粒子には質量がなかったんだけど、100億分の1秒後にヒッグス粒子が真空を満たし、素粒子が動きにくくなった。これが「質量を持たせた」って事になるんだよね・・。わかっているような、わかっていないような、そんな感じだけど、空の彼方を思う時のようなロマンを感じる。
 きっといつか、素粒子のそのまた下の単位が見つかるだろう。人の好奇心に果てはないから、素粒子を形作っているものがその内見つかるかも知れない。もうしばらくしたら、さらにそれを形作っているものが。最後の最後のピースの角っこに創造主のサインが書いてあったりして。made by godみたいなね。
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