値切る

 今日のTV番組で、電気店でどれだけ値切れるんだ?みたいな番組をやっていて、ちょっと見てしまった。段階を踏んで値切っていくんだけど、見ながらちょっと嫌な気分になってしまった。店員さんとのやり取りでちょっと値切ってもらうことは生活の知恵かも知れないけど、それが行き過ぎると途端に見苦しくなる。まあ、店側だってプロだからそれでも上手く儲けが出るラインを守っているんだろうけどね。
 店が儲かることで卸が儲かり、卸が儲かれば製造元が儲かる。製造元が儲かる事でよりやすく質の商品を作れるようになれば、卸に安く売れるし、卸はより多くの商品を店に卸せて、店はより安く客に売れる。このサイクルが続くことで皆儲かるんだけど、まあ現実はそうは行かないよね。
 きっと本質は、買う人がその商品に対してどれだけの価値を認められるか、って事だよね。もうちょっと値切れるかもと思っていても、この商品に対してこれぐらいの金なら出してもいいかな、と思える余裕が欲しいです。
散財もの | comments (13) | trackbacks (0)
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