ニホンゴムズカシイ

 日本語を習い始めたとき、どうしても漢字の存在に納得がいかなかった。只
でさえ同じような存在のひらがなとカタカナもあるのに、その上漢字まであるなんて、日本語はなんて非効率な言葉なんだ!と思っていたのです。こちとらアルファベットの20数文字で聖書作ってんだぞ!なんて思っていたわけです。その時、先生が僕らに読ませたのは
「ははははは丈夫です」
という一文であった。正解は
「母は歯は丈夫です」
なんだけど、まあ意味合いは置いといて、漢字を使うことの意味が分かる例文であった。納得しながらも、漢字って無限にあるんでしょ?と日本語の奥深さと、これから待ち受けるであろう長い長い勉強の時間にビビったのである。
 
 高速を走っていると、宣伝みたいなものを読まされることがあると思うんだけど、今日見たので
「ひといきつくなら○○パーキング」
という文章であった。もちろん、「一息つくなら」が正解なんだろうけど、僕は瞬時に
「人、行き着くなら・・」
と無意味にも哲学的に読んでしまった。一瞬、なんて深い宣伝なんだ・・、と思ってしまったわけです。やっぱり漢字は必要ですね。
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