2011.03.02 Wednesday 23:06
フォント
WEED初ウェアのマーキングデザインにあたり、フォントを色々と見る。サイトを作るときもフォントに凝る方で、興味もあっていつもチェックしている。今回はDEKARというフリーフォントを使いたかったけど、印刷する際に細すぎて難しいということであった。今までのホペイロ経験として、そうなんじゃないかという気はしていたので、ここは一つ違うフォントでやるか、という事になり、また吟味してみた。こういう時はちょっと変わった書体を使いたくなってダサくなる、というのが良くあるパターン。潔く筆記体でもいいんだけど、ここはやっぱりhelveticaを使うことにした。helveticaはこれ以上ないぐらいに有名な書体で、ありとあらゆる印刷物、ウェブ、番組で使われている。標識でもそうだし、JRの看板の英数字もhelvetivaである。横に張ってある有名なロゴも全てhelvetica。それほど使われているのから廃れたり、飽きたりするのかも知れないけど、そんな事はまったくなく、helveticaはファッション業界でも良く使われている。見ていると洗練されていて、ムダがなくシンプルだから良く使われることは理解できると思う。でも、helveticaという書体は実は1957年に作られているんだよね。50年以上前のものが、今もデザインの世界で通用するのはこの書体が優れている証拠であろう。今から出来上がりが楽しみである。