死んだらいい人

 松田選手の死にショックを受けている人は多い。多くの有名人がそうであるように、松田選手もプレイや生き様を通じて色んな人を元気にしたり勇気を与えることが出来る特別な存在であっただけに、悲しいニュースである。
 同じ歳でありながら僕は松田選手の知名度をあまり知っていなくて、これほどの騒ぎになるとは思っていなかった。ニュースを見る感じではすごくまっすぐで魅力的な人に思える。皆楽しく美しい思い出を語っているが、
「すごくいい人だった」
というこの流れがひっかかる。これは松田選手のだけのことではなく、有名人が亡くなると決まってそうなる。亡くなった人のことを悪くいう事ほどダサいものはないから当たり前ではあるけど、あまりにも露骨にされると、そういう風にしないとこの人はいい人には見えないのかな、と逆のことを考えてしまうんだよね。行き過ぎると演出に見えるというか、そんな感じがするんだよね。だから、過剰に美化するは逆効果に思えて、すごく不自然な気がする。いい人はそんなことをしなくてもいい人なんだろうし、イチイチその素晴らしさを説かれなくても伝わると思うんだけどなあ。
 
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