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名作の寿命

  最近一回りちがうスタッフと良く映画の話をする。コッポラのやタランティーノの映画を見てはあーだこーだと話をするのだが、彼の年齢ではそれらの映画はリアルタイムではない。なので僕に解説を求めてくるのだが僕の年代でもない映画もあって、本や雑誌で読んだ知識を使って説明している。

「この映画は映画の歴史を変えた」
「初めて●●した映画」
「今はこれが当たり前だけど、この映画が初めてだったんだ」

と、このコミニュケーションがなかなか面白くて、一回は見たものをまた見ようという気になったり、同じ映画でも新しい発見があったり、人がどういう風に興味を持ち出すのかを見ているのも面白い。彼にとっても新しい発見の連続で、「こんな面白いものがあったんだ!」と毎回いい反応を返してくれる。
 リアルタイムではないものに興味を示すのはとてもいい事だと僕は思っていて、あの映画を見たのなら次はコレ、その次はコレだね、と先輩面をしている。
 時代を越えても愛される名作はこうやって人から人へとその価値が伝わっていく。そして映画における名作は年に何本かあるので、後に生まれれば生まれる程見るべき名作はたくさんある、という事になる。西暦3000年を生きる人は選びきれない程の選択肢がある事だろう。
 とはいえリアルタイムで見た、という事はとても価値のる事である。リアルタイムで「スター・ウオーズ」を見た人と、後からビデオで見た人とでは、印象はかなり違うハズ。そして映画と社会というのは大きくリンクしているわけだから、後悔当時の社会情勢や空気は映画そのものに大きく影響する。いつもいつ見ても同じ、ではないのだ。だからこそ昔の映画を見るのはいい事だ。それはその映画を通して当時の空気を嗅ぐ事であって、当時の事を知ることは今をもっと理解できるという事である。

posted by @6 : 11:30

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