偽物

 全く知らずにいたんだけど、幕張のアウトレットにダナーのショップがオープンしていたんだね。期間限定のショップみたいで、ずっとあるわけじゃないけど、どれだけ値段が違うのかな。
 少し前にダナーのサイトを見たら、
「ダナーのコピー商品が確認されました」
という警告文があった。ずいぶん物好きなコピー職人がいるもんだ、と思ったけど、ダナーのブーツはそこそこ高いものだから儲かるのかな。
 僕の世代はスニーカーバブル世代で、当時はエアマックス95の偽物が流れているという話を良く聞いた。ストリート系の雑誌には本物と偽物の比較図が載せられ、詳細に説明がなされていた。偽物をつかまされるのは絶対に嫌だけど、「偽物をちょっと見てみたい」と思ったのを憶えている。そして今回のダナーのブーツにも同じことを考えてしまった。
 いつも思うんだけど、精巧な偽物を作る人たちって、なぜその技術でオリジナルを作らないのだろうか。もちろん、単純にその方が売れて儲かるから、という単純で当たり前な理由なんだろうけど、あまりにも精巧すぎるコピーには作り手のプライドみたいなものや、技術の「どや!」みたいなアピールすらも見えるんだよね。
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