予告編

 2012年期待の映画と言えば、ロード・オブ・ザ・リングの前日談である
「ホビットの冒険」


そして、ダークナイトの続編である
「ダークナイト ライジング」
に間違いない。

 今週、いいタイミングで両方の予告編がそろった。両方とも前作の世界観を踏襲していて、いい感じである。
 LOTRの方は特にそうだけど、あの世界観というか、雰囲気が心地良いんだよね。夢中になってくると自分自身があ世界に行っている感覚があって、前作のその要素を引き継いでいてくれたらすごく嬉しいのである。
 続編映画の楽しみ方の一つに、映画が始まると
「そうそう、この感じ」
と懐かしい感覚が蘇ってくるあの瞬間である。LOTRはもちろん、バック・ト・ザ・フューチャーとかマトリックス、インディーもそうだよね。一瞬であの世界に入れる!という感覚が快感なんだよね・・。
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独裁者の最期

 ガタフィの遺体の写真を見た時に思い出した写真がある。それはムッソリーニとその愛人が逆さ吊りにされた写真。ムッソリーニは広場で処刑されたあと、人々が集まる広場で遺体をさらし者にされたのである。その写真を見た時はそこに群がる人々の憎悪までもが映っている気がして、なんだか怖かったのを憶えている。検索すると色んな写真が出てきて、今でも見ることが出来るけど割とショッキングなものもあるからそれ系が苦手な人はやめておいた方がいいかかも。
 記憶に新しい独裁者の最期と言えば、フセインもそうだったよね。処刑の様子が携帯動画でリークされ、これもまた見るのに勇気がいる映像であった。ガタフィもフセインもヒトラーもムッソリーニも、その最期は共通して不幸なものである。独裁の終わり方は「ほぼ」同じなのだ。
 
 そう思うと、今回の終わり方はある意味では「キレイ」と言える。独裁の体制を保ったまま居なくなるなんて、あまりない事なんじゃないのかな。死亡のニュースとともに中国や韓国が軍隊の体制を整えている、というニュースも流れたのをきいて、今後どんな世の中が待っているのか不安になったのは僕だけじゃないはず。思い浮かんだのは「混乱」だよね・・。
 すでに三男の元の体制が作られていて何事もなく物事が運ばれいるようだが、今後何がどうなるかなんて誰にも分からない。いきなり起こったからイマイチ実感がないけど、歴史の分かれ目だよね、きっと。
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偽物

 全く知らずにいたんだけど、幕張のアウトレットにダナーのショップがオープンしていたんだね。期間限定のショップみたいで、ずっとあるわけじゃないけど、どれだけ値段が違うのかな。
 少し前にダナーのサイトを見たら、
「ダナーのコピー商品が確認されました」
という警告文があった。ずいぶん物好きなコピー職人がいるもんだ、と思ったけど、ダナーのブーツはそこそこ高いものだから儲かるのかな。
 僕の世代はスニーカーバブル世代で、当時はエアマックス95の偽物が流れているという話を良く聞いた。ストリート系の雑誌には本物と偽物の比較図が載せられ、詳細に説明がなされていた。偽物をつかまされるのは絶対に嫌だけど、「偽物をちょっと見てみたい」と思ったのを憶えている。そして今回のダナーのブーツにも同じことを考えてしまった。
 いつも思うんだけど、精巧な偽物を作る人たちって、なぜその技術でオリジナルを作らないのだろうか。もちろん、単純にその方が売れて儲かるから、という単純で当たり前な理由なんだろうけど、あまりにも精巧すぎるコピーには作り手のプライドみたいなものや、技術の「どや!」みたいなアピールすらも見えるんだよね。
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心技体

 世の中がつまらないと思っている奴は、その人自身がつらなかったりする。自分の周りの事や人の文句ばかり言っている人は冷静になれば、
「原因はオレじゃないか?」
と気づくハズである。この考えを突き詰めると全ての原因は自分自身以外になく、全ては自分の行いで決まるってことになる。必ずしもそうってことはないだろうけど、ほぼ(笑)そうなんじゃないかと思う。そして誰にも自分自信の嫌いな所があるわけで、多分だけど、このルールから逃れる事は出来ない。まあ、自分のことに関しては自分以外の誰かに責任があるわけはなく、当たり前である。
 思えば、のれない時や上手くいかないなあ、なんて思う時は決まってプレイを楽しめていなかったりする。それこそ自分の気持ち次第でどうにかんなるものなんだよね。心技体とは本当に上手く言ったものである。
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絶対的な何か

 昔の落合が言っていた言葉に
「スランプと言って良いのは王さんと長嶋さんだけ。後は全部下手なだけ」
というのがあった。僕はその事を真実だと思っている。実力というのは時と場合を選ばずに発揮されるべきもので、そこに運やら気分やら調子は関係ないんだよね。だから、たまあに
「今日はなんだか調子悪いなあ」
と言っている奴がいると、心の中で
「それは下手ってことです」
と思ってしまう。しかもこういう人って結構いるんだよね。
 今日はフロリとコスモアリーナで練習試合。なんだか最後まで乗れず、最後までいいイメージを得られずに終了。なんでだろう、とたくさん考えたんだけど結局は下手ってこと。自分の中でのバイオリズムみたいな波を感じることはたしかにあるが、それだって自分の精神状態次第だったりするんだよね。あー、絶対的なうまさを手に入れたいものである。
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ブルー・イン・ザ・フェイス

 忘年会。時期だから、店内は人でごった返している。僕らは席に予約をしていたので待たずに店内に案内された。ちょうど同じタイミングで隣の席にも4人の男で埋まった。4人の男ではあるものの、ジャンル分けをすると3:1で分けることが出来た。3人は青木雄二の漫画に出てきそうなナリ、もう一人はそこら辺にいそうな20代後半の男性。そしてその一人だけ違う男性が僕の隣の席に座った。狭い店内の隣同志のテーブルだから、案外近い距離感であった。
 僕らは普通に食べ普通に飲んでいたら、どうも隣の男性の様子がおかしい。気にもしてなかったからあんまり見ていなかったんだけど、改めて顔を見てみたらもう真っ青である。よくギャグマンガとかで見るけど、まさにそんな
「青」
であった。耳を澄ましてみると、残りの三人が
「ごめんね」、「プレッシャーかけすぎたね」、「ピッチが早かったからね」
と声をかけている。男は
「らいじょうぶです」
と言ってはいるものの、明らかに先輩たちに気をつかっているだけである。彼は眉間を指でつまみながら目を閉じている。先輩が冷たい水を注文してあげていた。僕はこっちで食べながらも、どうにも隣が気になってしかたない。いつの間に顔色はか青から白に変わり、彼はトイレに消えていった。彼らのテーブルの上にはいかにも高そうなコースの鍋が鎮座しているものの、3人には明らかに多い量であった。
 あまりにも見事な「真っ青」だったから、一瞬本気で引いてしまった。が、
この時期に日本のアチコチで起きている日常なんだろうなあ。
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トヨタカップ報道

 何年か前のトヨタカップで浦和とミランの対戦があった時の報道があまりにも面白くて、今でも覚えている。当時はカカーが全盛期で、マスコミはカカーが幼い頃に来日していたことをコレでもか!とアピールし、カカーが親日家であることを最大限に利用した。それは今大会のネイマールやメッシよりももっともっとクドかったからなんだか可笑しかったんだよね。
 W敗を開催し、Jリーグも10年を超え、サッカーがある程度浸透している今でも報道の仕方には変化はあまりない。来日しているスターの名前を連呼しては参加している日本のクラブを2番目に押すというパターンになっている。なんだかなー、と思うけど実際全く知らないクラブもあるから仕方ない。でも、各大陸の勝者が参加しているんだから、そのバラエティさもこの大会の魅力なはずなんだけどね。
 今でもそうなのに、サッカーの氷河期の頃はどうしていたのだろう。当時のトヨタカップ今と変わらず豪華なカードだったんだけど、国内のサッカー熱は全くなかったんだよね。今以上に変な報道の仕方だったのかな。
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万引き犯の学校名公表

 静岡県が生徒による万引きがあった高校の名前を公表したことが問題になっている。ただの万引きではなく、72名が絡む集団万引きだったもので本当にたちが悪い。学校名を公表することで全く関係のない生徒たちや、これから入学する新入生たちへの影響が心配されていて、物議を醸すニュースであることは良く分かる。でも、このニュースではおかしい所が1つあって、
「万引きされた側の言葉」
が全く報道されないんだよね。公表によるガキどもとその家族、さらに学校の評判に対するダメージを心配することは当たり前だけど、それらが万引きされた側より優先順位が高いはずがない。万引きが店舗経営に与えるダメージは計り知れないし、72名が集団で万引きするなんて、もう異常な状態なんだから、公表は当たり前じゃないか?と僕は思う。個人名を発表できることは不可能だろうから、自衛手段との側面もあるんだろうなあ。きっと学校側、被害者側、警察を交えての長いやりとりの中で絞り出した対応手段でもあるハズ。今後の万引きに対する対応の基準にもなっていくだろうから、今後も勇気を持って対応して欲しい。
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南極のあれ

色んなことで話題になっているドラマの南極大陸。どうやら良くない方向で話題になっている事が多いらしい。残念ながら僕も観ていないからなんとも言えないけど、実はちょっとだけ期待していたんだよね。面白ければDVDで追いかけようと思っていたんだけど…。
南極大陸で期待していたのは、圧倒的な敗北感からの脱出を描いてくれるかどうか。そこをどう熱く見せてくれるのか、ってところであった。戦後、何もない状態から誰の助けも借りず、自分たちの力だけで道を切り開いた隊員たちには無数にドラマがありそうだし、なにより、僕の大好きな
「負け犬たちのリベンジ」
がそこにあるはずなんだよね。「戦後脱却」というのは並大抵の悲願ではなく、ドラマにはもってこい。さらにキムタク+犬+アシダマナ+ アヤセハルカ+サカイマサトという、保険に保険をかけたようなスケールだったから良くないはずがない、と思っていたんだけど・・。
 一話で観たキムタクにはその敗北感が全く感じられず、ガッカリだったのだ。踏み躙られた感じがないから、その後のドラマには期待できなそうだったんだよね。このドラマの大事なポイントの一つは大震災が起きたこの年に放送されるという事でもあったし、戦後の復興と震災が重なる部分が多いことを考えると条件は揃っていたはずなんだけどね。
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playmobil

about_p01_img02.jpg僕がplaymobil好きであることは凄く昔にも書いたと思う。プレイモービルはドイツの生まれの小さなフィギュアので、日本ではイマイチだけどヨーロッパではLEGOかプレイモービルか、というぐらいの認知度である。LEGOみたいに何かを組み立てる、みたいなことは出来ないんだけど、フィギュアの腰と首と手首が動かせたり、人形にテーマにそった小物がついていたり、遊び方を工夫できるようになっているんだよね。これがいい感じに想像力を欠きたててくれて、子供にはすごくいいんじゃないかと思う。フォルム自体が可愛いものだから、子供だけではなくても大人でも欲しくなるものだけど。
 プレイモービルで好きなところは「普通」を大事にしているところ。ファンタジーや海賊や宇宙の人形も出ているけど、ちゃんと「警察」とか「消防士」とか「サッカー選手」とか「看護士」とか、飛躍ではない普段の生活でみる世界を再現しているのである。家のお風呂部屋や寝室、キッチンのセット(食器もちゃんとある!)もあるんだよね。夢のある現実離れしたものも凄くテンションが上がるけど、こういうのもいいんだよねー。「スーパーのレジのお姉さん」とかもあるもんね。(笑)
4842side02-m.jpgこれはまさに子供の夢。ファンタジーっぽいけど欲しいぜ!
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