THIS IS IT

 michae_tshirt_number6幻となったMichaelのツアーで販売される予定だったTシャツは背番号つきで、何回目の公演のTシャツであるかが分かるように、背中にデカデカと数字がプリントされていた。もちろん、その中には6番もあったわけで、僕はそれがとてもとても欲しいのである。開催日よってTシャツの色もちがうのだが、なんと第6日目のTシャツは黒であって、ますます欲しくなっているのである。
 というわけで、遅ればせながら昨日、やっと「THIS IS IT」を観賞しました。劇場でやっていた時はMichaelの死を利用した商売にしか思えず、再上映になったことやっぱり動機付けにはならず、結局行かないままDVDの発売日となったのである。あちこちの駅構内でも特設販売所が出来たようで、レンタルされないこともあって、かなり売れているとの事。世の中には今何度目かのMichaelの波が来ているようだ。
 Michaelについては昔から何度も書いてきたので今更言いたい事もないけど、「This is it」の感想を少し。僕がMichael好きである事を知っている人たちから「良かったよ!」とメールを頂いたこともあって、かなり期待していました。
 リハーサルの映像を継はぎした映画としてはとても上手く出来ていて、誰もが見たいと思っていた映像を使って、愛情のこもったとても丁寧に作られた映画だと思う。いや、映画とは呼べないドキュメンタリーっぽい作品だけど、見ているうちに時間を忘れるぐらいに熱中できるものだったから、ファンとしても満足である。Michaelが喋るときに使う表現や、スタッフと話し合うときの様子も新鮮だったし、音楽とは関係のないところでのシーンも良かった。見進めているうちに、コンサートのとんでもない規模を理解できるようになっていくんだけど、
「もしあのツアーが成功していたら…」
と自然と思ってしまい、Michaelの不在をより大きく感じたの僕だけじゃないでしょう。
 
 Michaelが亡くなり、追悼の意味を込めて色々な番組で色々なアーティストがMichaelの曲を歌ってきた。Michaelを聴いて育った世代が今のアメリカのショービズ界を引っ張っていて、豪華すぎるぐらいに豪華なアーティストが歌ったんけど、「THIS IS IT」を観て、
「Michaelの曲はMichaelにしか歌えない」
ということを改めて感じた。声質がちがうとか、雰囲気がちがうとか、そういうことではなく、もっと根本的な何かなんだよね。それが僕にとって「特別」に感じる部分なのだろう。
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