裏での戦い

 ADIDASの創始者とPUMAの創始者が兄弟であることは有名な話だと思う。兄はルドルフ、弟はアドルフという名前で、ADIDASは弟のニックネームアディー・ダスラーから来ているんだよね。
 最初は二人でダスラー商会という会社をやっていたんだけど、喧嘩別れして、弟はアディダス、兄はルドルフから「ルディー」という会社を立ち上げるんだけど、翌年に「PUMA」に社名を変更。現在に至る。

 で、今大会のチームを並べて数えてみたんだけど、
ADIDASが12チーム、PUMAが7チーム
と、弟の方ががんばっている結果になっている。NIKEが10チームだから、サッカー界においてはADIDASの優位性を示した結果になってはいるが、全大会の優勝国がイタリア(PUMA)、その前がブラジル(NIKE)だったりと、いまいち煮え切らない感じもあるに違いない。
 僕が思うADIDASの最大のミスというか、弱点はマラドーナにスパイクを履かせなかったことである。マラドーナ=PUMAというのは誰の記憶の中にもあって、永遠に色あせない映像でもある。PUMAがいくらサプライヤーチームが少なくなっも、マラドーナがパラメヒコを履きながらイングランドを切り裂く映像は今後も永久的に流れる。あのスパイクの魅力は永遠なんだよね。

 僕はADIDASは好きじゃないけど憧れていた時期がある。それは漫画の中で、キャプテン翼が履いているスパイクがADIDASだったんだよね。僕の世代の人はわかると思うけど、三つ葉のエンブレムが入ったあのソールは凄く格好よく、うっとりしたものである。キャプテン翼の世界では皆が皆ADIDASなんだけど、最近では日向くんがNIKEを履いてFCRBを着ていたりする。漫画の中でも戦いが繰り広げられているのだ。高橋先生も大変だなあ。
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