清潔と手袋

 食べ物屋さんに行くとたまあに、スタッフが食べ物を直に触らないためにプラスチックの手袋をしている時がある。客に対する配慮なんだろうけど、僕はあれがイマイチ好きになれないんだよね。なんていうか、そんなに手が汚いのか?と思っちゃうし、どうも信用が置けない気がするのだ。これは多分学生の時にすし屋でバイトをしていたからだと思う。すし屋の板前の手は無骨でありながらも綺麗なんだよね。そして芸術的な動きですしを握るものだから、どんなに変なオッサンでも手だけは綺麗で、動作に気品がある。
 最近では清潔の基準も上がっていると思うし、潔癖な人はこの考えに反対だと思うけど、他人のお母さんが握ったおにぎりは食べられる?的な問題って昔からあるよね。正確に言えば「清潔」とはまた違う問題である気もするけど、ビニール手袋の問題とは同じかな。
 インフルが大流行してから建物の出入り口に消毒アルコールが常備されて久しい。必要なのかなあって思いながらも時々使ってしまう。これは清潔を通り越して「恐怖」的な何か何じゃないかと思うときがある。その内日常的に手袋をする日が来るのかな。
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