歌詞の世界

 僕が若い頃に流行って、最近聴いている曲の歌詞に
「自分らしく生きることなど 何の意味もないような朝焼け」
というのがある。自分の小ささを知る風景ってたしかにある。初めて海を見るときに誰もが
「あ、こりゃ俺の存在なんてちっぽけ過ぎてないようなもんだな」
と感じると思う。あまりにも大きいし、不規則に動くし、抗いようのない力に満ちていて、
「自分がいつ死んでもおかしくないんだ」
と思ったのを覚えている。その時に感じた気持ちがこのワンフレーズに詰まっていてる。
 この歳になって以前みたいな音楽に対する情熱はないけど、時たま気になる歌詞がある。ウタダヒカルの歌詞で、
「愛しているよりも大好きの方が君らしいんじゃない?」
というのがあって、これを聴いた時にスゲーと思って、それ以来歌は聴かなくても歌詞は読んでいる。
 それ以外にも
「ちょっと傷ついて(kiss and cry)
あきらめないで(you are my)
笑い飛ばしてがんばれ(natural high)
あとはしょうがない」
しょうがないってフレーズを使うなんて普通じゃないし、前にも書いた
「お父さんのリストラと
お兄ちゃんはインターネット
お母さんはダイエット
みんな夜空のパイロット
孤独を癒すムーンライト
今日は日清カップヌードル」
という、遊んでいるのに風景が浮かぶ歌詞も凄い。どの時代にも良い歌詞を書く作家っていると思うけど、商業的な成功を思うと、ウタダってちょっと特別なのかなあと思う。
日々 | comments (0) | trackbacks (0)

最後の練習会

 本日も練習会に参加。コートの都合なのか大人の事情なのか、理由は分からないが練習会は今日が最後である。個人的に色々と気付きがあって、何かを掴めそうな気がしていただけに非常に残念である。スポーツをやっていると自分が一個伸びた瞬間を感じることってあると思うけど、そんな感じがしていたんだよね、ちょっと。掴めそうというか、憶えそうというか。ここら辺は言葉にしにくくて、まあ、錯覚かも知れないけど。普通に楽しかったからってのもあるかな。
 今回は珍しく@20の弟がチームメイトとして参加。今では常に敵側で血で血を洗う仁義なき戦いをしてきたけど、味方としてプレイしてみたららすごく楽しかった。敵として面白い奴は味方としても楽しいってことか。
フットサル、サッカー | comments (6) | trackbacks (0)
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