2011.01.17 Monday 01:21
歌詞の世界
僕が若い頃に流行って、最近聴いている曲の歌詞に
「自分らしく生きることなど 何の意味もないような朝焼け」
というのがある。自分の小ささを知る風景ってたしかにある。初めて海を見るときに誰もが
「あ、こりゃ俺の存在なんてちっぽけ過ぎてないようなもんだな」
と感じると思う。あまりにも大きいし、不規則に動くし、抗いようのない力に満ちていて、
「自分がいつ死んでもおかしくないんだ」
と思ったのを覚えている。その時に感じた気持ちがこのワンフレーズに詰まっていてる。
この歳になって以前みたいな音楽に対する情熱はないけど、時たま気になる歌詞がある。ウタダヒカルの歌詞で、
「愛しているよりも大好きの方が君らしいんじゃない?」
というのがあって、これを聴いた時にスゲーと思って、それ以来歌は聴かなくても歌詞は読んでいる。
それ以外にも
「ちょっと傷ついて(kiss and cry)
あきらめないで(you are my)
笑い飛ばしてがんばれ(natural high)
あとはしょうがない」
しょうがないってフレーズを使うなんて普通じゃないし、前にも書いた
「お父さんのリストラと
お兄ちゃんはインターネット
お母さんはダイエット
みんな夜空のパイロット
孤独を癒すムーンライト
今日は日清カップヌードル」
という、遊んでいるのに風景が浮かぶ歌詞も凄い。どの時代にも良い歌詞を書く作家っていると思うけど、商業的な成功を思うと、ウタダってちょっと特別なのかなあと思う。
「自分らしく生きることなど 何の意味もないような朝焼け」
というのがある。自分の小ささを知る風景ってたしかにある。初めて海を見るときに誰もが
「あ、こりゃ俺の存在なんてちっぽけ過ぎてないようなもんだな」
と感じると思う。あまりにも大きいし、不規則に動くし、抗いようのない力に満ちていて、
「自分がいつ死んでもおかしくないんだ」
と思ったのを覚えている。その時に感じた気持ちがこのワンフレーズに詰まっていてる。
この歳になって以前みたいな音楽に対する情熱はないけど、時たま気になる歌詞がある。ウタダヒカルの歌詞で、
「愛しているよりも大好きの方が君らしいんじゃない?」
というのがあって、これを聴いた時にスゲーと思って、それ以来歌は聴かなくても歌詞は読んでいる。
それ以外にも
「ちょっと傷ついて(kiss and cry)
あきらめないで(you are my)
笑い飛ばしてがんばれ(natural high)
あとはしょうがない」
しょうがないってフレーズを使うなんて普通じゃないし、前にも書いた
「お父さんのリストラと
お兄ちゃんはインターネット
お母さんはダイエット
みんな夜空のパイロット
孤独を癒すムーンライト
今日は日清カップヌードル」
という、遊んでいるのに風景が浮かぶ歌詞も凄い。どの時代にも良い歌詞を書く作家っていると思うけど、商業的な成功を思うと、ウタダってちょっと特別なのかなあと思う。