伊達直人的な

 伊達直人的な運動が進みすぎて、いつの間にか本当の意味を失くしている気がしないでもない。タイガーマスクのお面をかぶった人が役場を訪れた事件はまさにそうで、そこまでされると逆に迷惑なんじゃないかと思う。対応した担当者は
「宅急便で送ってくれればいいのに」
と思っていたに違いない。
 日本とアメリカでの一年間で集まる寄付金の額が全然ちがう、ということをTVでやっていてビックリした。まあ、人口も違うし、宗教的な寄付金が圧倒的に多いはずだけど、多分根本的な考え方がちがうのだろう。 
 寄付をすることにはちょっとした照れくささがある。善人ぶるなよ〜、という居心地の悪さもある。ここで「伊達直人」という「ごまかし方」は実に便利だよね。この「恥ずかしいから」名乗らなかったり、キャラの名前を使う「照れ隠し」がすごく日本人ぽくて、好きである。アメリカみたいに自分の名前を大きく書いた小切手を寄付することもいいが、普通の人が自分の出来る範囲で、たとえランドセル一個でも寄付できる、そんな文化が根付けばいいなあなんて思う。
日々 | comments (0) | trackbacks (0)
calendar
<< January 2011 >>
SunMonTueWedThuFriSat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
selected entries
categories
archives
recent comments
profile
others