偏愛

 良く
「そんなにスニーカーばっかり買ってどうするの?」
と言われる事が多い僕です。たしかに死ぬまでの在庫はあるので、そう聞かれるのは当たり前かも知れません。最近ではみんな逆にきいてこないので、呆れているのでしょう。すみません。
 おそらく普通の人がスニーカーを買う時は、着る服を想像しながら、ある程度のコーディネートを考えながら買うのだと思います。服に合わせるという事ですね。もちろん、僕もそうですが、違う尺度として
「スニーカーとして美しいかどうか」
というのがある。はい、すでにこの時点で危ないと思った人はここら辺で読むのをやめておいてください。どのスニーカーにも違う美しさがあって、格好良く見える角度とか、持ち方、置き方があります。この時点で「見て」楽しんでいるから、もはやスニーカーとしての意味が変わってるけど、そういうものだから仕方ない。これはブーツもそうだし、変な話女性モノの靴もそう。美しいラインというのがあって、それに気づいた時に靴はただの靴ではなく、ある種の作品になっているんだよね(僕の中で)。僕は工芸編や芸術品を愛でる心は持っていないけど、通じる所があるんじゃないかと思っている。
 ちなみに文豪ゲーテは、女性に求婚をし、フラれた時に「せめてあなたの靴をください」と言って、実際にもらったそうである。僕もまだまだ青いんだな。
日々 | comments (2) | trackbacks (0)

仕事

 相談事のために仲間の仕事場にお邪魔する。割と長い時間を一緒に過ごしていても仕事をしている姿は見たことがなく、新鮮であった。まあ、僕らもいい年なので全員それなりの仕事をしているわけで、ある意味当たり前ではあるんだけど。
 今まではフットサルをする場所や大騒ぎをする場所だけでで特に気を使わず気軽な気分であっていたけど、仕事場に行くとなるとなんだかちょっと緊張しちゃうものである。とは言え仲間の違う面を見るのは楽しくて、ああコイツもちゃんとやってるんだ、なんて勝手に思う。フットサル以外の何かを共有できるのはきっと素敵なことなんだろう。ありがたいことだ。
日々 | comments (2) | trackbacks (0)

酔っ払い

 信号待ちをしていると、パチンコ屋から男性が出るのが見える。30台前半ぐらいで、髪茶色に染め、犬のキャラクターが書かれたブカブカの上下ジャージを着ている。お決まりのファッションである。金をスッた事はその表情から明らかで、きっとデカい金額なんだろうなあと思わせるぐらいであった。苦虫を噛み潰した、とは良く言ったもんである。男は千鳥足で店を出ていく。ショックのあまりちゃんと歩けないのかな、と一瞬思ったけど、良く見ると泥酔している。お笑い番組などで酔っ払いの記号的な演技があるけど、この人もまさにそうであった。酔っ払いって本当にジグザグに歩くんだ、とちょっとした発見であった。そのあまりの見事な酔っ払いぶちは見ているこっちが恥ずかしくなる程のものであった。

 欧米(キリスト教圏がそうなのかな)では、酔うことは恥ずかしいこととされている。特に外で飲む時は。良く映画などで街角で酒を飲む時は紙袋みたいなものでボトルを包んでいるけど、そういうことなんだよね。良く考えたら日本の様に居酒屋もないし、まして個室なんかないんだよね。酒を飲む場所は社交場という認識があるのが理由らしい。
 というわけで海外では上に書いた男は警察に連行されて、一泊ぐらいはさせられるのだろう。本人にとっても周りにとってもその方が安全だな。
 良く「いつでもどこでも酒が買える日本はよっぱらい天国」とか言われるけど、どうなんだろうか。欧米のように外面だけ気にするよりはまだいい気もするけど、酒に対する敷居が低いのも良くない気がする。というか、税金をとるためだけのものなような気がしてきた。
 
日々 | comments (0) | trackbacks (0)

訴えてやる!

 なにやら野球の試合を観戦中に、目にファールボールを受けて失明寸前の大けがを負ったとして、47歳の男が楽天を訴えたとのこと。0.3だった視力が治療をしても0.03までしか回復しなかったという。 男性が座っていた席はネットでが張られていないことから、グラウンドに近いことが売りの席だったんだろう。男性は「ビールを席の下に置いて顔を上げたら、目の前にボールがあった」と話しているみたいで、運が悪いとしかいいようがない。
 スポーツ観戦で危ない瞬間は案外多い。良く思うのはモータースポーツだよね。F1のマシーンが曲がりきれずにクラッシュしてタイヤが観客席に突っ込んだり、はたまた車自体が壁を突き破って観客を轢くこともある。それからラリーなんかは見ているこっちが怖い。防護柵が全くないコースを土煙を上げながら車が観客ギリギリの所を曲がっていく。道も道だから境界線がハッキリしているわけでもなくて、轢かれても文句は言えないんだろうなといつも思う。他にも
一種の約束でもあるプロレス観戦、
観客で死人が出たこともあるアイスホッケー、
危ない割にはみんな結構近づくゴルフ、
試合前のシュート練習時のJFE体育館ゴール裏、
等がある。
 野球場に行くと、
「打球の行方にご注意ください」
「ファールボールにご注意ください」
のアナウンスがしつこいほど入るし、ネットがない席をあえて選んでいるので自己責任だと言える。とはいえ、当たったのが子供や女性、お年寄りだったらなんだか違ってくるから不思議である。この裁判の結果次第では当たり屋みたいな奴らも出てそうだなあ、和解の線が強いけど。滅多に起こる事故でもないだろうし、やっぱり運が悪かったとしかいいようながないなあ。 
日々 | comments (0) | trackbacks (0)

パイオニア探査機の金属板

 72年に打ち上げられた宇宙探査機パイオニアには男女の姿と、地球に関する情報が刻まれた金属板が設置されいた。他にも
中性水素の超微細遷移(なんのこっちゃか分からないけど)
探査機の外形
銀河系中心と14個のパルサーに対する太陽の相対位置
太陽系の図
が描かれている。目的はもちろん、いつか知的生命体がこの金属板を発見した時には人類の存在を知ってもらう事である。この探査機は太陽系を出た初めての人工物である。ロマン以外にも学術的な価値や側面はもちろんあるけど、実はボトルにラブレターを入れて海に投げ入れるぐらいにしか期待されていない。それでもこの探査機は永遠に宇宙をさまよっていて、人間がなくなっても、地球や太陽が消えたとしても宇宙をさまよい続け、人類が存在した証拠になるだろう。ま、宇宙は今やロケットや衛星の残骸などでゴミだらけだから、そんな事をする必要はないんだけど。
 という事を、北朝鮮のロケット騒ぎで思い出した。北朝鮮がいうには、金日成の歌を流しているらしいじゃないか!それってどうなの?最初笑う所かと思ったんだけど・・・。運悪くその歌をひろった知的生命体が出てきたらコントの様な展開になりそう。
日々 | comments (0) | trackbacks (0)

こんな所で

 今日は昼から店のスタッフと蹴った。卒業するするスタッフのための「さよならフットサル」ということで、みんな楽しんでくれたようだ。普段は蹴らない人にとっては暑くもなく、寒くもない今頃の季節が一番いいようだ。

 そして会場に向かう途中、運転していたら派手な色のジャケットを着てランニングしている男性を見かける。見覚えの体型、顔、BARDRAL URAYASUのオオモリくんだった。一瞬昔のノリで
「今から蹴るから一緒にやる?」
といいそうになったけど、彼がFリーグの選手であることを思い出した。しかもなんだか真剣な顔つきだったので、声をかけなかった。
 
 さっきBARDRAL URAYASUのサイトをチェックしてみたけど、退団したみたいだね。あんな有名なチームに昔一緒に蹴ったやつがいる状況はなんだか不思議な感じで、嬉しいことでもあったけど、アイツも卒業になるわけだ。きっと僕らが思う以上に厳しい世界なのだろう。移籍先はまだ決まっていないようだけど、ぜひとも頑張って欲しい。
フットサル、サッカー | comments (0) | trackbacks (0)

遠隔操作

 Floriano'ウェブサイトの後任である@14から電話をもらって、あれこれと教える。電話ではなかなか伝わりにくい所もあって、最初は上手く行かないものだが、後半では慣れが出てくるのが不思議である。
 思えば僕があのサイトを作りだした時は知識が全くなく、わからない所をインターネットで検索しては夜な夜なやってみるという、それはそれは大変効率の悪い作業であった。たったあれだけのものだけどそれこそ寝ないで作っていた事もあって、今となっては懐かしい思い出である。
 全く知らない何かを始めるのは大変である。どうしてもことが上手く運ばない時もあってイライラしたり止めようと思う事もあるけど、それでも続けられたら確実に身になる。僕の場合は「楽しい」というのがあったので、大して苦でもなかったけど。でもまあ、実は「やり続ける」事の方が大変だったりするので、めげずにがんばって欲しい。
日々 | comments (3) | trackbacks (0)

NM705i

 というわけで携帯電話をまた買ったんだけど、やっぱりサイズ重視で決めてしまった。NOKIAの705というモデルで、現行のモデルでは一番小さいものである。MOTOROLAを使っていた時も思ったけど、海外の携帯電話は全然優しくない。メールの自動振り分けも出来なければ、着信のバイブの長さも調整できなないし、充電中にはずっとフラッシュが付いているという不思議な仕様である。そこら辺は抜かりがない日本のモデルがレベルが高すぎなのだろう。その代わりPCと繋げる事で色々と改造できたりする。そんなことはいいから、基本的なところをがんばってくれよと思うけど、これも味、と諦めるしかないかな。たかが携帯電話だけど、文化としてのあり方までが見えてきて面白い。
散財もの | comments (10) | trackbacks (0)

鬼ごっこの番組

 今日やっていた鬼ごっこの番組。昔は深夜でやっていて、面白い企画だなあとは思っていたけど、こんないい時間でやるものになるとは思わなかった。昔はたしか色んなテーマパークが舞台になっていて、それを見るのも面白かったりしたけど、最近では普通の場所なんだね。おそらくすごい朝方にやっているんだろうけど、それでも迷惑になっていそう。というより、車も走っているし普通に危ないんじゃないか?出してくれたらそれなりの成績だせると思うけど、みんな同じ事考えているんだろうな、絶対。
 
日々 | comments (15) | trackbacks (0)

胸キュン

 なんていうか、切なさに似た苦しみのような、どんなに必死になってもどうにもできず、かと言って諦められず、心が引き裂かれるようなあの感情。実際にそのど真ん中にいる時は苦しいのだが、今思い出すとなんとなく甘い思い出になっているあの感情。どことなく暖かくて、しかし今となってはヤケドしちゃいそうなぐらいに冷たいあの感情。一応「胸キュン」と表記することにしますが、果たしてあの感情にこの「胸キュン」があっているかどうか、微妙なところである。32にもなって何を言っているんだ、と思うところでしょうが、逆にこの年齢だから恥ずかしげもなく考えられる事もあるのです。
 昨晩見た夢の話なんです。(笑)僕はあまり夢を見ない上、見ても起きた瞬間に忘れちゃうんだけど、何故か昨晩の夢は覚えているのです。映像の形でハッキリとではないんだけど、「感じた気持ち」だけが異常に鮮明なんだよね。その気持ちが上に書いた「胸キュン」で、なんだか苦しくていつも以上に早く起きてしまった。
 実は14か15歳ぐらいの時に好きだった女の子が出てきたんだよね。(笑うとこじゃないよ!)そんな昔の事だから思い出すこともなければ、存在すら忘れていたんだけど、夢に出てくるということは心に引っかかってたりするのかな。その時は恋だの愛だのを僕らは理解していなかったろうけど(今だってそうだけど)、だからこそ切なかったのかなあ、とも思う。さすがに「好き」の意味は2人とも知っていたけど、だからなんだ?というのがあって、それがどうにもならなくて。僕はそこを離れることがもう決まって、彼女もそれを知っていて、ただのガキだったし。幼い恋(こう書くと詩的だね)だったろうけど、そういうのが案外心に残ったりするのかな。最後に空港で向き合ったこととか、思い出したりするんだよね。人間の心って怖い。小説っぽくかけば何人かは泣くな。
日々 | comments (2) | trackbacks (0)
calendar
<< April 2009 >>
SunMonTueWedThuFriSat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
selected entries
categories
archives
recent comments
profile
others