2006/11/9 木 | 2006.11
お前はダリだ?
今日の昼間は「ダリ展」に行ってきました。美術に対して全く興味がない俺、以前にも写真展に行って非常に嫌な気分になった経験のある僕なので、それ以降「アート」という言葉に身構えてしまう僕です。ちなみに土日は入場だけで2時間待ち、絵を見る時間もないぐらいの混みようの様です。
実はすぐ隣の国立博物館で僕が見たい「化け物展」をやっていて、ダリの絵を前にカッパのミイラを想像している俺。明らかに場違い。
ダリというのはシュールリアリズムの巨匠、曲がった時計の絵を見た事がある人は多いはず。絵を見た感想としては、
@ どうやって書くんだ?
A よく昔の絵が残っているなあ
B さわったら怒られるかなあ
が正直な所かなあ。ダリは絵の中に色んなモチーフを隠すという表現方法をしている。花の絵を見ていると実は隣の岩と合わせる顔に見える、という感じだ。パッと見は一つの絵だけど、よく見るとその中にちがう絵があるのだ。みんな絵の前に立ってあーだこーだと話している所を遠目に見る俺。やっといい感じの絵を一つ見つけタイトルを覚えるけど、これがダリの作品の中では棒にも引っかからない絵らしい。ハガキも売ってやしない。
絵を見るには恐らくある程度の勉強と歩み寄る姿勢が必要だ。最低でも描いた人のバックグラウンドは知っておかないといけないのかな。僕みたいな「素」で見るのが一番誠実で正直だと思うんだけどなあ。少なくとも絵を描く技術に驚くべきだと思うけど、そう言う問題でもないのかなあ。構図やメッセージだけが重要ではないはず。
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