中国における実写版ドラゴンボール

 製作発表の時から心配であった実写版「ドラゴン・ボール」。そもそもアレを実写化すること自体が無茶な事で、途中から心配することをやめて
「事のなりゆき」
を楽しむというスタンスに変えた僕です。しかし、公開が近づくにつれ
「案外普通だった」
「割りと見れる」
「いいんじゃない?」
と、そう悪くない評判が聞こえるようになった。おそらく大部分の人たちが
「別物として楽しむ」
という正しい構え方に変えたと思われ、作品自体も普通の映画になっているようで非常にガッカリである。もっとハチャメチャで笑えないぐらいの出来で、10年後ぐらいには「ある意味カルト映画だよね〜」になっていることを期待していたのですが。

 しかし、予想もしない方面からいいニュースが入ってきました。それはこの映画が中国で公開される際、主人公の名前が「孫悟空」ではなかく、「武昆」になっているらしい。理由は明らかにされていないが、「西遊記」の孫悟空のイメージを守るためではないか、といわれている。これに噛み付いたのが中国のファン達で、そのコメントが最高である。
「亀仙人が原作のようにエロくないというだけでもがっかりなのに、主人公の名前が変わってしまってはもう見たくもない」
って最初に突っ込むところがそこかよ!って話である。
 それにしても「中国のファン」というのはイメージしにくい。イメージできたとしてもオープンに自分の意見を発言しないものと勝手に思っていたのだが、本当はそんなことはなく、普通にインターネットを使って情報を手に入れたり自分の意見を発表したりしているのだろうなあ。それが取り上げられるのが「ドラゴン・ボール」って所が少し悲しいけど。
日々 | comments (0) | trackbacks (0)
calendar
<< March 2009 >>
SunMonTueWedThuFriSat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
selected entries
categories
archives
recent comments
profile
others