闇は深い

002.jpg 趣味趣向が多様化されたこの世の中で、どんなに特殊な趣味を持っていたとしても、自分ひとりじゃないって事を容易に知ることが出来る社会になりました。どんなにヘンテコリンな趣味でも必ず同士がいて、大小を問わなければコミュニティだってあります。インターネットの普及は孤立していた「有志」を繋ぎ、よりどっぷりとその趣味に浸れるわけです。そんな僕も
「サッカーユニの情報掲示板」
みたいな所を時々のぞいているですが、久しぶりに見てみた所、とても楽しいニュースを知らずにいたことがわかりました。
こんなニュースです。

茨城県警水戸署は2月24日、野球やサッカーなどの少年用ユニホーム約3000点を盗んだとして、茨城大理学部4年(21歳)を強盗致傷罪で起訴、再逮捕した。同容疑者は「見て楽しんだ」などと供述している。

どうですか。他には
ユニホームが干してある家に目星を付けて侵入していた。
ユニホームとともに所属するチームの名簿も盗んで、それを見ながら盗んでいた。
コレクションの完全制覇を目指して盗みを繰り返していた。
畳一間の押し入れの衣装ケースにキレイにたたんで保管されていた。
少年用の体操着や水着はあったが、下着などは押収されていない。
全員が被害に遭った野球チームもある。

と、突っ込みどころ満載のニュースである。そもそも「3000」という数字が異常である。僕はサッカーユニを100枚ちょっと持っているんですけど、それでも収納が大変なのに、3000枚とは。スポーツXEBIO並の品揃えである。「コレクションの完全制覇」という所も面白くて、何をもって完全制覇なのかを語り合いたい所である。

 もっと検索すると
「地元の少年野球やサッカーチームなどのユニホーム20チーム分(約300着)を押収」
といきなり数が3000→300だったり、
「ユニホーム300着を含む3000点」
「衣類840枚」
と表記されていたりと、情報は不確定。だけどもし300点だったら残りの2700点の何かがメインになるわけで、「ユニホームが〜」という表記にならないはずであって、細部は不明である。
 
 「子供のユニフォーム〜」って所がこのニュースの怖い所で、いまいち笑いに転換できないところである。あまり知りたくない犯人の心の中の黒い闇もあるだろう。趣味が多様化しても流石にここまでは・・・、って所かな。

でも僕も写真の様に自分のユニを全部広げてみたいもんだ。
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