どうでもいい話

 どうでもいい話なんですが、僕は寝るときはうつ伏せにならないと寝られないんです。ハイ、本当にどうでもいい話です。なので、毎晩毎晩僕の就寝はうつ伏せになるために枕をベッドの下に落とすことから始まります。それも下に置く、という丁寧なものではなく、腕で押しながら文字通り「落とす」のです。それが済むと、動物が寝床の按配を確かめるかの様にその日のベストポジションをさがして、やっと寝るのです。
 僕は寝つきが悪いので、この「枕を落としてベストポジションを探す」というルーティンを神経質に行っている。それはバッターがバッターボックスに入る時の動作を毎回毎回全く同じように行うのと同じで、もはやその行為自体が一つのげんかつぎになっているのである。というわけで僕は毎晩毎晩枕を落とし、うつ伏せになり、べスポジを探し、目を閉じるのである。
 それでも時々、仰向けでも寝れるんじゃないか?という気がして試そうかなあ、と思うこともある。そういう時は枕を落とさずにちゃんと首を載せ、普通の人が毎日眠るように目を閉じ、睡魔が僕を向かえに来るのを待つ。僕も普通の人間なのでやっぱり普通に眠くなるんだけど、落ちそうになるその寸前のところで
「あああああっああ」
という感じで言葉に出来ない気持ち悪さに襲われて、
「やっぱりうつ伏せじゃないとダメだ」
と仰向けで寝ようとしたことを後悔し、やれやれと思いながらうつ伏せになるのである。
 しかし、今回みたいに風邪を引くと鼻が詰まることがあり、うつ伏せで寝ると鼻づまりがより強固に感じることがある。うつ伏せなので口で息を吸うのも難しく、仕方なく体勢を仰向けに変えることになる。仰向けにして枕に首を載せると気道が開くのか、いっきに呼吸が楽になり、そのままスーッと眠れるのである。つまり、
「鼻が詰まっているときは仰向けでも大丈夫」
という事になるのである。普段はダメだけど、鼻が詰まっているときは大丈夫...32年も付き合って来たこの体なんだけどね...。

 ちなみにうつ伏せにはるのは最初だけで、どこかのタイミングで一度起きて枕を拾い、仰向けになってからまた寝る、というサイクルを毎晩繰り返しています。なので、起きるときは必ず仰向けなのである。本当にどうでもいい話です。
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