予感的なもの

 今日、スタッフとの間で自分が何歳まで生きるのか、みたいな話になった。ここで何度も書いたと思うけど、僕は多分長生きしないだろうなと自分で思っている。これを誰かに話すと、酒もタバコもしなければ運動しているからそんなことないでしょ?と良く言われるけど、自分でも説明できない感覚である。それも今始まったことではなく、多分成人する当たりぐらいからそう感じていたと思う。僕は性格が暗いわけでもないし、世の中を憂いているわけでも、何かを悟ったわけでも人生に疲れているわけでもなく、欝っぽくなる事もなければ、自傷的なところも全くないから(笑)結構不思議がられるんだけど、何となくそう思うんだよね。まあ、そう感じているだけだから、大ハズレするかも知れないし、憎まれっ子世にはばかるというぐらいだから(笑)、100歳まで行っちゃう事もあるかも知れないけど、それが幸せなのか?と思うこともある。そりゃ元気でボケもせずに長生きできて、誰にも迷惑かけることもなく死ねるのであればいいんだろうけどね。
 ここまで読むと凄く不健康な、限りなく後ろ向きな考え方に聞こえると思うけど、自分ではそう思ってはいなくて、「逆にいつまでも健康に生きていられる」と考える方がが危険でおかしい考え方なんじゃないかと思ったりもする。「五輪書」に書いてあるように、残された時間は少ないのだから、今日を一生懸命生きよう!なんて毎日毎日思っているわけじゃないけどね。
 こういう「生きる、死ぬ」の話に異常に敏感に反応する人っているんだよね。「死ぬなんてそんな事言っちゃダメだよ〜」って言われる事もあるけど、それこそあんまり考えていないだけじゃないか!と思ったりもする。実はこれも深く思えるけど、どうでもいい話、の一種かも知れない。
 
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疲れたー

 職場のシステムに異常があり、朝からその修理に立ち会う。普段よりも朝が早くていい迷惑なのだが(笑)、こればかりは仕方ない。修理担当の人も朝っぱらから借り出されているわけだから、向こうも大変なんだよね。いつも思うけど、この人たちは店舗や企業が動いていない時間に仕事をしないといけないから、深夜かすごく早い時間にばかり働いているんだよね。明らかに体に良くない時間帯、そして見たところ常に単独行動、僕だったら半年も持たないだろう。印象は別に普通なんだけど、スーツはしわしわで顔も青白く、
「大丈夫ですか?」
と声をかけたい感じであった。
 BLUMENAUの用事を済ませ、夕方からWEED。病み上がりということもあって、少しはやめに行って30分ぐらいランニング。いい感じに汗が出るんだけど、寒い寒い。まだ太陽が高くても風が強いと、かいたその汗が逆に寒さを呼ぶ。で、着替えて練習。途中から病み上がりであることを忘れて、終わってからも1時間延長できないかと皆に相談。運よく10人集まり、楽しく蹴れた。皆も疲れていたけど、僕も結構足に来ていたのでなんでだろう・・・と思っていたら、病み上がりであったことを思い出す。(笑)どうりで疲れるわけだ。
 ユニの配色も決まり、本格的に色んな物事が動き出そうとしている。僕らもいよいよ、だな。
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どうでもいい話

 どうでもいい話なんですが、僕は寝るときはうつ伏せにならないと寝られないんです。ハイ、本当にどうでもいい話です。なので、毎晩毎晩僕の就寝はうつ伏せになるために枕をベッドの下に落とすことから始まります。それも下に置く、という丁寧なものではなく、腕で押しながら文字通り「落とす」のです。それが済むと、動物が寝床の按配を確かめるかの様にその日のベストポジションをさがして、やっと寝るのです。
 僕は寝つきが悪いので、この「枕を落としてベストポジションを探す」というルーティンを神経質に行っている。それはバッターがバッターボックスに入る時の動作を毎回毎回全く同じように行うのと同じで、もはやその行為自体が一つのげんかつぎになっているのである。というわけで僕は毎晩毎晩枕を落とし、うつ伏せになり、べスポジを探し、目を閉じるのである。
 それでも時々、仰向けでも寝れるんじゃないか?という気がして試そうかなあ、と思うこともある。そういう時は枕を落とさずにちゃんと首を載せ、普通の人が毎日眠るように目を閉じ、睡魔が僕を向かえに来るのを待つ。僕も普通の人間なのでやっぱり普通に眠くなるんだけど、落ちそうになるその寸前のところで
「あああああっああ」
という感じで言葉に出来ない気持ち悪さに襲われて、
「やっぱりうつ伏せじゃないとダメだ」
と仰向けで寝ようとしたことを後悔し、やれやれと思いながらうつ伏せになるのである。
 しかし、今回みたいに風邪を引くと鼻が詰まることがあり、うつ伏せで寝ると鼻づまりがより強固に感じることがある。うつ伏せなので口で息を吸うのも難しく、仕方なく体勢を仰向けに変えることになる。仰向けにして枕に首を載せると気道が開くのか、いっきに呼吸が楽になり、そのままスーッと眠れるのである。つまり、
「鼻が詰まっているときは仰向けでも大丈夫」
という事になるのである。普段はダメだけど、鼻が詰まっているときは大丈夫...32年も付き合って来たこの体なんだけどね...。

 ちなみにうつ伏せにはるのは最初だけで、どこかのタイミングで一度起きて枕を拾い、仰向けになってからまた寝る、というサイクルを毎晩繰り返しています。なので、起きるときは必ず仰向けなのである。本当にどうでもいい話です。
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サリンジャー

 そういえばサリンジャーが亡くなったね。「ライ麦畑でつかまえて」は誰でも読んだ事があると思うけど、作品が持つ魅力とは別に作家のサリンジャー自信が持つ「伝説性」のインパクトの方がずっと大きかった。

 僕の世代が「ライ麦〜」を読む頃にはサリンジャーはもう隠匿生活に入っていて、家にこもり誰にも会わずにいるという、まるで世捨て人のような印象を持っていた。それは「ライ麦〜」の主人公、ホールデンが偽善に満ちた世界を嫌うことと重なり、
「本人もそうなんだ!」
と強烈な印象があったんだよね。それ以外にもジョン・レノンを殺した犯人、そしてレーガンを撃った奴もこの本を愛読していたこともあって、それらの出来事がこの作品に「得体の知れない魅力」を持たせていたのだと思う。僕も初めて読んだときは親に隠れて読んだことを覚えている。

 ちなみにこの作品を読んだ僕はホールデンに全く感情移入が出来なかった。大して努力もせず、そしてヘマばかりしておきながら世の中の矛盾に文句を言っているだけの子供に感じたのだが、妹と喋りながら将来自分が何になりたいかを語るシーンは大好きである。今思えばその将来像もあやふやでハッキリとしないもので、限りなく危険なものなんだけどね。暴力に走った二人がこの部分を読んでどう思ったのかは非常に興味深い・・・。

 なんか、この作品って僕らが生きる今の時代にピッタリなんだけど、きっとどの時代にもピッタリと合うのだと思う。それが世代を超えても読まれる原因のだろう。

 今思えばサリンジャーは表には出なくても、代理人がいたのだから社会的な生活をしていただろうし、印税をしっかりと守っていたのだから想像していたような仙人みたいな人じゃなかったろう。案外普通のおじいさんだったのかも知れない。だが、作家本人がいなくなっても「ライム麦〜」の魅力は永遠になくならないことを思うと、やっぱり特別な作品なんだよね、良くも悪くも。
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覗き見

 ちょっと前にMTVを見ていたら、有名人の豪邸を紹介する番組をやっていた。日本のTVでも見ることがあるから、きっと普遍的な「良くある」番組だと思う。最初はラッパーみたいな人が自慢げに持っているスーパーカーを一台ずつ紹介したり、自慢の家を紹介したりしていた。部屋の中に無理やり作ったプールが歪な形になっていて、明らかな成金臭に好感がもてた。その次が僕が知らない子役で10歳ぐらいのガキなんだけど、コイツが母親に買ってあげたベンツ2台、兄に買ってあげたBMW、そして父親に買ってあげたMINI1を紹介していた。親父だけランクが低くないか?と一瞬思ったけど、このガキの行く末を思うと素直にびっくり出来なかった、ほとんどの子役がそうであるように、コイツもイバラの道を歩くことになるかもしれない。

 こういった、「ちょっとセレブな世界」を覗き見する番組ってどの時代にもあるよね。ハリウッドスターともなると想像も出来ないぐらいの金だから、素直にびっくりしたり、スゲー!と思うことも出来るんだけど、人によってはすごく嫌な気分になる可能性もあるんじゃないか?と思ったりするんだよね。ずっと自慢を見せられていることになるわけだから。自慢するスターだってマイナスのイメージに繋がりかねないし、だからこそ一般人には到底見れない底抜けに夢のような世界を見せてくれているのだろうけど。まあ、現実をリアルに描いたらそれこそ誰も見なくなるか。
 
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BEST 4

 いよいよW杯が近づいてきています。そう、忘れがちですが今年、2010年はW杯イヤーだったんですよね!世の中の盛り上がりがイマイチなのでついつい頭の中から消えてしまうのですが、今年は4年に1回のお祭りなのですよ!
・サッカーに興味のない人がいきなりサッカー専門用語を使うようになっちゃったり
・ワイドショーでサッカー選手のいらない情報を目にしちゃったり
・職場で優勝チームよ予想して賭博っぽいことをしちゃったり
・サッカーを見るために普段は絶対にしない徹夜なんかをしちゃったり
・1年後に「何でこんなもの買っちゃったんだろう・・」と後悔すること必至なグッズに手を出しちゃったりする
そういう1年なんですよ!世界中が変な熱に浮かされながら、TVの前で一喜一憂するあの季節です。
 しかし、この盛り上がりのなさは何なのだろうか…。暗いニュースが多いこの時代にこそ、スポーツが世界を明るくするベストタイミングなのに!今こそ日本のサッカー界が日本国民に明るい話題を振りまく大役を担っているんじゃないのか?
 そうです、サッカー日本代表に対す気持ちというのがどうも薄い気がするのです。みんな懐疑的というか、心がこもっていないというか、何だかこの冷めた感じ、っていうの?
 思えばサッカー日本代表に向かい風ばかり吹いているこの頃。視聴率が取れないということで放送されないこともあったり、変なユニに批判が集まったり、頼みの中村選手が移籍先でくすぶっていたり、岡ちゃんがスーパーサッカーにキレて一揉めあったり、Jリーグのベストゴールが監督であるピクシーの革靴ボレーだったりと明るい話題が少ないのは事実。おまけに昨日行われたベネズエラ戦の客の入りも試合の内容も寒々しいもので、世の中の評価が「忘れていた」よりもずっとずっと怖い
「無関心」
というものに変わりやしないかが怖いのである。
 そして最近、ギャグみたいな扱われ方をされているのが岡田監督が掲げた
「BEST4」である。ちょっとサッカーを知っている人ならこの「BEST4」がどれだけ難しいことであるのかは重々承知していると思います。岡田監督の口から「目標はBEST4」と聞いたとき、
・手に持っているものを落としたり
・飲みかけのお茶を噴出したり
・しばしの沈黙の後...「ねえよ!」と一人で突っ込んだり
・聞き間違い?と自分の耳を疑ったり
・WBC?
・どうせなら優勝でいいのに
と反応は様ざまだったと思います。最近ではその「BEST4」がメディアで流れる事も多く、どうですか?ときかれた解説者が答えに困る程であり、一回りして「面白いwww」的な扱われ方すらされています。まあ、僕も最初に聞いたときは目が点になったけど、本気で思わないかぎりかなう訳がないし、ここは岡田監督の勇気を買うべきじゃないかと思うのです!
 思えば20年前ぐらいまでは
「え?日本がW杯?キャプテン翼の話?」
という世界だったのだから、日本がBEST4?無くは無いか・・・という時代だって来るかも知れない。その時に
「実はずっと前から日本のBEST4を本気で目指していた偉人がいた!」
という話になるかも知れません。なーんてね。
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時間と雪

 体調がヤバイ事もあって、昨日は早々と帰宅。普段だと絶対に家にいない時間にいるものだから、見たこともないTV番組をやっていたり、すごく久しぶりにウイイレなんかしてみたり、病人気分を楽しんでいた。ご飯を食べ、シャワーを浴びてもまだ22:30ぐらいだったので、病人なのに
「夜はこれからじゃん!」
なんて思ってしまう現金な僕である。早く帰ったから普段と同じことをしてもまだ時間がたくさんあって、「なんか得した!」という気分だったのである。
 毎日のルーティンでは
ご飯→シャワー
を終えた頃には0時前になっているのが普通なのだが、寝るまでの時間がまだあって、
「早起きは三文の徳」
ならぬ
「早帰宅は1.5文の徳」
みたいな感じかな。

 僕はせっかちな性格で普段から時間がないとか、時間に追われているとか、時間に対する要らないストレスを感じているのだと思う。普段は意識もしていないから気付かないけど、こういった思わぬところでの余裕を体験してしまうと、
「毎日こんな感じで生活できればいいのになあ」
なんて思ってしまう。僕は自分では時間の使い方が上手い方だと思うんだけど、それで自分の首を絞めちゃったりすることもあるのだろう。時間を有効利用しているハズが、いつの間にか何もすることのない「空き時間」をもったいなく思ってしまって、何かをしなきゃ!と思ってしまったりする。それは有効利用ではなく、埋めているだけ、って事なんだよね。気付いていても直せない悪癖の一つである。

 というわけで、自分の部屋の窓からゆっくりと積もっていく雪を見ながら、
「やべえ、明日の通勤はどうしよう」
という事を一番最初に考えたものの
「雪ってちょっとイイよね」
と思い直すことにした。(積もることで色々と迷惑もあったけど!)。無数の雪の粒(ていうのかな)がフラフラとゆっくりと落ちていくのを見ながら、
「あんな感じで俺もマイペースで生きて行きたいぜ」
なんてドラマの1シーンの様に思ったのである。雪の粒がマイペースかどうかそんな事は知らないけど、風に乗りながら気まぐれに落ちていくあの姿は力の抜き方を教えてくれているようで、心を和ませるなにかがあるよね。
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というわけで

 せっかく久しぶりに参加できそうだった個人参加を回避。調子は悪くないんだけど、夕方から鼻の穴が塞がってしまって、息が苦しいのなんの。なんとか仕事をこなして帰路についたが、車に乗った途端に調子が良くなる。喉が痛いのは相変わらずだが、鼻も通り、
「いけるんじゃないか?」
と一瞬思うものの、ここは大事を取って休む。
 仕事場を離れた途端調子が良くなる、というのは何度も体験している。僕は自分の仕事がそう嫌いではないんだけど、どこかで自分で気付かないうちにストレスを感じていたりするのだろう。常にある程度の緊張はあるからゼロだとは思わないけど、ストレスを真正面から受け止める性格でもないつもりなので自分でも以外である。胃腸が悪いときに病院で見てもらうと、どの医者も「ストレスじゃない?」て言うんだよね。
「ストレスなんて一番便利な言い訳じゃないか!」
と言われる度に思うんだけど、そうなのかなあ。

ちなみに今ずっとWEEDのユニデザインしていたけど、やっている最中は調子最高です。
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