2007/11/28 水 | 2007.11
どうせなら笑いじわ
もうすぐ2007年が終わる。本当に早い。2006年が終わったのはつい先月の事じゃないの?ぐらいな感覚でいるので、来週ぐらいにバレンタイン、再来週ぐらいから夏が始まりそうだ。
年を重ねるにつれ時間の進みが速くなっていく、と人生の先輩方は良く仰っていたものだ。僕もこの年になって、なるほど確かに速くなっている、と感じる様になった。僕も諸先輩方の領域に入っているという事か。
少しまえにブラピのプチ整形の話題をワイドショーで見た。どうやらブラッド・ピットが顔のしわを取る手術を受けたらしい。手術とは言っても、しわがある場所にナントカという物質の注射をするだけの事。その注射だけでしわが完全になくなり、若く見えるのだそうだ。画面には使用前・使用後の写真が並べられ、額や頬のしわがキレイに無くなっている事が良くわかった。
ブラピは63年産まれなので、現在44歳である。44にもなってしわを気にするのか?と思う人もいると思うが、俳優というのは自分の顔がスクリーンに何十倍にも拡大され表示される商売である。ニキビがあればそれも10倍に表示されるし、シミも同じである。そんなものは観客だって見たくない。ましてそれがブラピの顔ともなれば、なおさらである。偏った考え方かも知れないけど、ある意味ではプロ意識と呼べる。
とはいえ、使用後と使用前の写真を見た限りでは、しわがたくさんあった使用前の写真の方が遥かに魅力的であった。ブラピにハンサムな役を求める人は多分ちがう意見になるだろうけど、しわがあった顔の方がその人柄や経験が出ている様な気がして、ツルツルの若い写真ではなんだか頼りない感じが男としての魅力が半減させてるような気がした。
よくも悪くも人相や思想、性格は顔にでるものなのかな。どうせなら笑いじわが多くなる人生を送りたいものだ。
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