2007/11/5 月 | 2007.11
どうも流れがちがくないか?
昨日、何気なくTVを見ていたらやべっちFCが放送中。バラエティなのかスポーツ番組なのか、微妙な立ち位置の番組である。超スローカメラで「フリーキックの蹴り方」、「プロサッカー選手のリフティング技」という、本当にサッカーに興味ある人しか見ない企画から、「ハ〜イやべっち」や「リフティングしりとり」等のどうみてもサッカー選手で笑いをとりたいだけの企画が共存している不思議な番組である。
で、この番組の時間帯に必ず流れるのはお馴染みADIDASの「NOTHING IS IMPOSSIBLE」のCM、メッシバージョンである。メッシが成長ホルモンに苦しんだ自分の過去を語るんだけど、実際に言っている事と字幕の内容がちがっていて、メッシが自分で言っている言葉の方が遥かに感動的で、ADIDASは好きじゃないけど、このCMは大好きである。
「11歳の時、成長ホルモンに異常があった。でも小さくある事はみんなより速く動ける事で、だからボールを上げずに、地面から離さずにプレイする事を覚えた。それが僕にちょうど合っていたんだよね。その時に気付いたんだ、嫌な事の中には実はいい事もあるんじゃないかって」
ま、多少の(ほとんど)脚色があったとしても、19歳の若者としては感動的な言葉である。それに比べ、同年代の日本の選手は何をやっているんですか!ブート・キャンプをやったり、カメハメ波をやったりと、最初は面白かったけど最近では何だか違うような気がしているのは僕だけでしょうか?前日ガンバを優勝に導いた安長選手のインタビューは、見ているこっちが恥ずかしくなるほどの出来映え。過去の価値観に捕らわれない事や、自由で型破りである事はすごくいい事だと思うけど、最近の「やんちゃ」流れはなんだか違う気がする・・。若いってすげえなあ。
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