なつかしさに自己実現

 学生時代の友達がブログをやっていることを教えてくれて、毎日チェックしている。もう10年ぐらいは会っていないけど、当時の空気感みたいなものは変わっていなくて、読みながら懐かしんでいる。行間から僕が知っている彼女が見え隠れすると、
「時間とともに人は変わるものだけど、根本のところはそう変わらない」
という事を実感できて安心している。僕も当時よりは少しは成長しているはずだが、やっぱり根本のところでは変わっていたくない、という願望があるのんだよね。
 昔はこうなりたい、こうありたい、という理想像があったけど、最近では考えが変わって、
「好きな人と同じようになりたい」
というのがある。人生の中で迷ったときに
「僕の好きなあの人なら、こういう時にどうするのだろう」
と考えると、自分が納得できる答えに辿り着くことが出来るんだよね。
 僕には尊敬する人たちが何人かいて、なんていうか、その人たちのためなら出来ることは何でもする、ぐらいに思っている人たちである。彼らの様になりたい、とも思うけど流石にそれは無理なので
「僕が彼らに抱いている気持ちと同じものを、誰かに抱いてもらえる人になりたい」
と思う。僕が彼らに感じる何かを、誰かが僕に感じてくれるような人間になりたい、と思うのだ。それだって簡単なことじゃないけど、それで自分が変わったとしても何だか納得できる気がするんだよね。変わりたいけど変わりたくない・・・。人間不思議なものです。

 その友達とはもう10年ぐらい会っていないから、お互いに今どんな姿かはわからなくて、僕の中では若いあの頃のイメージもままなんだよね。向こうも同じだろうけど・・。
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